ルカ・グァダニーノ監督最新作『君の名前で僕を呼んで』、2018年4月公開決定

関連 :
11月24日に全米公開され、早くも多くの賞レースで高評価を得ている映画『Call Me By Your Name(原題)』が、『君の名前で僕を呼んで』の邦題で2018年4月に公開となることが決定した。
【関連】第75回ゴールデン・グローブ賞<映画の部>作品賞ノミネート<フォトギャラリー>
1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)と出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。
アンドレ・アシマンによる原作を実写化した本作は、『胸騒ぎのシチリア』などのルカ・グァダニーノが監督を、『眺めのいい部屋』の監督として知られるジェームズ・アイヴォリーが脚色を担当。今回邦題に決定した『君の名前で僕を呼んで』は原題の直訳であり、エリオとオリヴァーが、互いの想いを確かめ合う印象的なシーンに登場する重要な台詞の一部でもある。
賞レースの始まりとともに、オスカーを占う重要な前哨戦であるゴッサム賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞を制覇した本作は、アカデミー賞最有力候補との呼び声も高い。ゴールデングローブ賞でも、主要部門の作品賞(ドラマ部門)、主演男優賞(ドラマ部門/ティモシー・シャラメ)、助演男優賞(アーミー・ハマー)と3部門にノミネートされている。
映画『君の名前で僕を呼んで』は、2018年4月全国ロードショー。