ブライアン・クランストン、18年続けたサインの“郵便ファンサービス”から引退

海外ドラマ『ブレイキング・バッド』のヒットで遅咲きの大ブレイクを体験した実力派俳優ブライアン・クランストン。彼のもとには毎日、サインを求めるファンからの郵便物が届くそうだが、対応しきれないと判断し、これまで18年間続けてきたサインの郵便ファンサービスをやめることにしたという。
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ブライアンは自身のFacebookに、山積みにされた郵便物の間から、少しボサボサの髪をして疲れた表情を浮かべている自身の写真を投稿。「親愛なる友人たちへ。これはロンドンの僕の事務所に流れ込んでくるファンからのリクエストの山で、3度目の2段積みだ。(一切、加工していない実態を写した写真だよ)僕はすでに前の2つの山を処理するのに何時間も費やし、自ら郵便局へ足を運んだ。僕にはもう、これ以上無理だ」と、労力に限界がきたことを明かしている。
「僕はただ圧倒されている。アシスタントがいても、大変すぎる」とブライアン。「ファンのために18年間、あらゆるものにサインしてきたが、引退することにするよ。皆が理解してくれて、この発表を尊重してくれることを願う」と、送られてきた郵便物にサインして返送することをやめる宣言を行った。
ただし、道で会ったファンと交流したり、個人的に本や写真にサインすること、一緒に写真を撮ったりすることなどはやめないとのこと。ブライアンは送られてきた商品や服、DVD、写真などにサインしたものが、ネットなどで売られていることに気を揉んでいる様子だ。対面したファンとは喜んでセルフィーを撮るという。
また、今後、高価な品が送られてきたら、感謝を込めてチャリティーに寄付するそうだ。