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キャサリン・グラハムの壮絶な半生を讃える!『ペンタゴン・ペーパーズ』特別映像到着

映画

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』メリル・ストリープが演じるキャサリン・グラハム
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』メリル・ストリープが演じるキャサリン・グラハム(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co.,LLC.

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 メリル・ストリープとトム・ハンクスが初共演することで話題となっている、スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が3月30日より公開、TOHOシネマズ 日比谷にて3月29日から特別先行上映される。公開に先立ち、メリルをはじめとする本作に携わった女性キャストとスタッフが、女性が活躍する“新時代”を切り開いたキャサリン・グラハムの勇敢な行動を讃える特別映像が公開された。

【写真】メリル・ストリープが演じるキャサリン・グラハム『ペンタゴン・ペーパーズ』場面写真

 政権によって隠蔽されてきたベトナム戦争に関する膨大な事実が記された機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の報道をめぐる出版社と政府の戦いが描かれる一方で、夫の死をきっかけにアメリカの有力な全国紙で唯一の女性経営者となった実在の女性、キャサリン・グラハムの壮絶な半生にもフォーカスされている本作。

 劇中で描かれるキャサリンの勇敢な行動は、男社会のなかで生きてきた当時の女性たちに大きな勇気を与えるだけでなく、キャリアウーマンと呼ばれる女性たちが当たり前のように社会で活躍している現代においても影響を与えている。

 フォーチュン誌が選ぶトップ企業500にランクインする有力新聞社の経営者となったキャサリンだが、元は仕事経験のないただの専業主婦だった。キャサリンを演じたメリルは、本映像で「彼女は元々女性らしい人だった。当時は男性だけが権力を持っていたの」と語り、プロデューサーのエイミー・パスカルは「1971年のワシントンでは、男が政治の話を始めると女は席を外した。女性経営者なんてありえない時代よ」と明かす。当時の一般の女性、ましてやキャサリンのように経験皆無の女性が男性と並んで社会の輪に立つことが、いかに難しく勇気のいることだったかがわかる。

 そして、キャサリンが示した強い意志は、本作の制作現場にも引き継がれた。スピルバーグ監督は「毎日現場で素晴らしい女性たちに囲まれて光栄だった。皆が才能にあふれている。とてもエキサイティングな撮影だった」と話し、報道の自由というテーマだけでなく、女性が力強く生きる今の時代に向けたメッセージも込められていることが窺える。

 映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は3月30日(金)より全国公開。TOHOシネマズ 日比谷にて3月29日(木)特別先行上映。

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