“ダウンサイズ”する?しない? 夫婦間の温度差が超リアルな本編映像解禁!

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マット・デイモンが13㎝の手のひらサイズになって、ミニチュアの世界に飛び込んでいく映画『ダウンサイズ』の本編映像が公開された。映像には、“ダウンサイズ”する意思確認の場面で、マットとクリステン・ウィグが演じる夫婦の間に、妙にリアルな温度差が生じてしまう場面が映っており、その後の不穏な展開を想像させる。
【写真】映画『ダウンサイズ』場面写真
本作は、『オデッセイ』で、火星からの奇跡的な生還を果たしたマット・デイモンが、今度は13cmの手のひらサイズになり、より良い暮らしを求めてミニチュアの世界に飛び込んでいく男を演じた作品。奇想天外な設定を細かなディテールまで描き、海外批評家やジャーナリストからも高い評価を獲得。『ファミリー・ツリー』を含む2度のアカデミー賞脚色賞を受賞したアレクサンダー・ペイン監督がメガホンをとる。
解禁された映像は、低収入でストレスフルな生活を送る夫ポール(マット)と妻オードリー(クリステン)が、悩んだ末に一緒に小さくなる決意をし、担当者との面談にのぞむシーンだ。一度小さくなったら元には戻れないという大きな制約がある中、体の質量が約0.0364%に縮むという話や1/225000の確率で失敗することがあり、最悪の場合死に至るという条件が提示される。覚悟を決めているポールとは対照的にオードリーの表情は雲行きが怪しく、夫婦感の温度差の違いが見受けられる。
マットは妻役で共演したクリステンについて「彼女とは『オデッセイ』で共演していて、リドリー・スコットが「彼女は何でもできる」って言っていたのを覚えている。実際、彼女は脚本やコメディ的演技で定評があるけれど、非常にダイナミックな女優で、オードリーのニュアンスをうまくつかんでいるんだ。だから、観客は彼女がどんなキャラクターかをすぐに把握することができる」とクリステンの自然な演技を称賛。
一方のクリステンも「マットと仕事をしたかったの。『オデッセイ』で共演しているけれど、一緒のシーンはなかったから。我々世代の偉大な役者だわ。脚本が面白くて、変で、不快で悲しくて、本当に気に入っているんだけど、この変で狂って面白い作品に、真実味をもたせられるというのは才能よね」とマットへの思いを明かしている。
映画『ダウンサイズ』は全国公開中。