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<AJ2018>森見登美彦原作をアニメ化『ペンギン・ハイウェイ』スタジオコロリドの魅力とは?

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AnimeJapan 2018ブースイベントに登壇した『ペンギン・ハイウェイ』石田祐康監督とキャラクターデザイン・新井陽次郎
AnimeJapan 2018ブースイベントに登壇した『ペンギン・ハイウェイ』石田祐康監督とキャラクターデザイン・新井陽次郎 クランクイン!

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 『夜は短し歩けよ乙女』などで知られる森見登美彦の同名小説をアニメ映画化した『ペンギン・ハイウェイ』の「スタジオコロリド」スペシャルトークイベントが25日、東京ビッグサイトで行われたAnimeJapan 2018のツインエンジンブースで開催。石田祐康監督とキャラクターデザインの新井陽次郎が登壇した。

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 本作は、小学四年生の少年・アオヤマ君がひと夏に経験する不思議な物語を描く青春ファンタジー映画。本作が第1回長編作品となるスタジオコロリドが制作を担い、監督を大学在学中に発表した自主制作作品『フミコの告白』(09)で国内外の賞を多数受賞し、『陽なたのアオシグレ』(13)で劇場デビューを果たした石田祐康。キャラクターデザインを、『台風のノルダ』(15)で第19回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞を受賞した新井陽次郎が担当する。
 
 石田監督は「森見登美彦先生の作品をお預かりして、それをいかにして届けるか。森見先生の作品だけれど、我が子のように思えるくらい入り込める作品だった。いまみんなで楽しみながら、必死こいて作っている」と本作の製作状況を報告。新井は「コロリドとしても初の原作もの。原作が好きな人にも納得してもらえるようなものにしたい。挑戦という意味でも力を尽くしたい」と意気込んでいた。

 スタジオコロリドは石田監督と新井を中心に、20代のクリエイターが集まり、デジタル作画ながら温かみのあるキャラクター造形や躍動感あふれる動きで、幅広い世代から注目を集めている新進気鋭のアニメーションスタジオ。マクドナルドやパズル&ドラゴンズのCMなど企業CMも多く手掛けている。
 
 スタジオジブリ出身の新井は「我々はあまりTVシリーズとかをやっていない」とコロリドの現状を明かし、「アニメ業界の総体的に見ると、自分たちはちょっと特殊な部類だと思う。自主制作っぽいとも言われる。その荒削り感みたいなものは残していきたい。磨かれきれていないところ、そこに価値があるのかなと思っている」とコメント。石田監督も「目標としては高いレベルを目指していきたいけれど、親しみやすさや不完全なところもあった方がいいと思っている」と一途さや挑戦を重ねることこそ、スタジオコロリドらしさだと語っていた。

 『ペンギン・ハイウェイ』は、2018年8月全国ロードショー。

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