デヴィッド・ボウイの銅像、公開から48時間たらずで落書きされる被害

2016年にガンのため死去した伝説の歌手デヴィッド・ボウイの銅像が、デヴィッドとゆかりのある英イングランド南部のエイルズベリーで公開されたところ、48時間も経たずに落書きされる被害に遭ったという。Peopleなどの海外メディアが報じた。
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デヴィッドがジギー・スターダストというキャラクターをデビューさせた地であるエイルズベリーに、芸術家のアンドリュー・シンクレアが創作した銅像が公開されたのは現地時間25日。しかし27日の朝には「Earthly Messenger(地上のメッセンジャー)」と題された銅像の後ろの壁に、緑のペンキで「RIP DB(安らかに眠れ、デヴィッド・ボウイ)」、銅像の土台の前の地面に「Feed the Homeless First(まずはホームレスに食事を与えろ)」と書かれていたという。
銅像は音楽プロモーターのデヴィッド・ストップス氏が発起人となったクラウドファンディングと、助成金で実現したという。さまざまなデヴィッドのモチーフが象ってあり、備え付けのスピーカーからは1時間ごとにデヴィッドの曲が流れるようになっているという。
ストップス氏はBBCとのインタビューで「ウェブカメラが24時間作動しているので、誰がやったにしろ、カメラに姿が捉えられていますよ」と語っており、事実、バンダナのようなもので口を覆った男性がスプレーペイントで落書きしている姿が公開されている。