森川葵、初舞台でヒロインに大抜擢 クドカン版『ロミオとジュリエット』

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女優の森川葵が、宮藤官九郎による脚色・演出の『ロミオとジュリエット』でヒロイン役として初舞台に挑むことが発表された。ジュリエットを演じる森川は「皆様に近い距離で素敵な時間をお届けできるよう精一杯、やれることをやりきりたいと思います」と語っている。
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この舞台はW・シェイクスピア作の古典劇「ロミオとジュリエット」を、宮藤官九郎の脚色・演出で上演。ロミオ役を三宅弘城がつとめ、宮藤がメガホンを取った『TOO YOUNG TOO DIE!若くして死ぬ』でヒロインに扮した森川が、ジュリエットを演じる。
さらにロミオの親友・マキューシオ役には、宮藤作品の常連、勝地涼がキャスティングされ、ジュリエットの従兄弟・ティボルトを皆川猿時が演じる。このほかにも、小柳友、阿部力、今野浩喜、よーかいくん、篠原悠伸、安藤玉恵、池津祥子、大堀こういち、田口トモロヲなどの個性的な俳優陣が顔を揃えた。
本作が初舞台となる森川は「舞台という一発勝負の場でお客様を目の前にしてお芝居をすることは初めてなので、とても不安で考えるだけで胃が痛くなる思いなのですが」と心境を明かしつつ「映画等でお世話になった宮藤さんの元でこの初めてを経験させて頂けることは本当に嬉しく有難い機会を頂けたと感謝しています」と意気込みを語った。
シェイクスピアの代表作に挑むことになった宮藤は「現段階で決めていることは「なるべくまんまやる!」とコメント。そしてロミオ役の三宅弘城は「ウソだと思っていました」としながらも、「ロミジュリ史上、最珍傑作になることは間違いないと思われます」と期待を込めている。
公演は、11月に東京・本多劇場で行われたあと、新潟、大阪、愛知でも上演される予定。