エルヴィス・プレスリーの娘、父の遺産110億円の行方をめぐり裁判
“キング・オブ・ロックンロール”こと伝説の歌手エルヴィス・プレスリーの娘で、歌手マイケル・ジャクソンや俳優ニコラス・ケイジの元妻としても知られるリサ・マリー・プレスリー。Mail Onlineによると、父エルヴィスが信託ファンドでリサ・マリーに残した遺産1億ドル(約110億円)が、資産管理を任せていた人物の管理ミスによって失われたとして、訴訟に発展しているという。
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Mail Onlineが入手したという裁判所の書類によると、リサ・マリーは元資産管理マネージャーのバリー・シーゲル氏による無謀な投資によって、1億ドルの資産を1万4000ドル(約150万円)までに減らされてしまったとして訴えているとのこと。シーゲル氏は損失をリサ・マリーに伝えることもせずに、リサ・マリーから年間平均して70万ドル(約7700万円)のサラリーを得ていたとしている。
リサ・マリー側の主張に対し、シーゲル氏はリサ・マリーが“抑制の利かない浪費癖”のせいで資産を失ったとして応訴。リサ・マリーに対して、80万ドル(約8800万円)の賠償金を求めているとのことだ。
リサ・マリーは現在、2006年に結婚した4人目の夫でミュージシャンのマイケル・ロックウッドと離婚争議中とのこと。マイケルからは年間26万3000ドル(約2900万円)の扶養手当を求められているという。しかし、リサ・マリーが裁判所に申請した関連書類には、彼女には税金の未払い分1000万ドル(11億円)を含めた債務が1600万ドル(約17億6000万円)あると記されているという。