“何か”から子供たちを守れるか…『クワイエット・プレイス』予告解禁

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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の女優エミリー・ブラントが主演を務め、夫であるジョン・クラシンスキーが出演と監督を兼任したホラー映画『クワイエット・プレイス』から、“音を立ててはいけない世界”を舞台に緊迫のシーンが連続する日本版本予告映像が解禁となった。
【写真】極限の世界で生きる家族…『クワイエット・プレイス』フォトギャラリー
音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で、生き残った1組の家族。その“何か”は、呼吸の音さえ逃がさず、一瞬でも音を立てると死に至る。そんな厳しい状況下で、エヴリン(エミリー)とリー(ジョン)の夫婦、そして子供たちは、手話を使い、裸足で歩き、道に砂を敷き詰め、静寂と共に暮らしていた。しかし、エヴリンは出産を目前に控えており…。
解禁となった映像では、“何か”に追われ、恐怖に慄く表情を見せながら逃げ惑う子どもたち、そして彼らを守ろうと奮闘するエヴリンとリーの姿が確認できる。また「音を立てたら、即死。」というキャッチコピーによって緊張感が跳ね上がるなか、子供たちを守ろうとするエヴリンとリーの親としての愛が強く感じられる内容に仕上がっている。
本作で夫婦初共演を果たしたエミリーとジョン。エミリーは「この脚本と恋に落ちたのは、自分の子供を守ることができないのではないかという私の奥深くにある恐怖に触れていると感じたから。ものすごく危険な状況に置かれているこの物語を、最後まで一気に読み終えた」と回想する。
そして「皮肉にも、脚本を読む前は、私の友達がイヴリン役に適してるんじゃないかってジョン(・クラシンスキー)に言ってたんだけど、読んでいるうちに、こう思ったの。『あんなこと言ったけど、この役は私がやらなきゃ』って。ホラー映画という枠を越えて、この物語の深みと美しさに惹かれた」とコメントを寄せている。一方のジョンは、「この映画がスリルと恐怖だけでなく、家族の強さを示すものであることを願うよ」と思いを語っている。
映画『クワイエット・プレイス』は9月28日より全国公開。