口から黒い何かが…『イット・カムズ・アット・ナイト』場面写真到着

俳優のジョエル・エドガートンが主演し、姿の見えない何かにおびえる家族たちの極限心理を描く映画『イット・カムズ・アット・ナイト』より、場面写真5点が解禁された。暗やみの中で登場人物たちが驚きや不安の表情を浮かべており、彼らが疑心暗鬼に追い詰められていく緊張感が写し出されている。
【写真】恐怖におびえる表情にも注目『イット・カムズ・アット・ナイト』場面写真
本作は、アカデミー賞受賞作品『ムーンライト』を世に送り出した映画会社A24と、青春ホラー『イット・フォローズ』製作陣がタッグを組み、1988年生まれの新鋭トレイ・エドワード・シュルツが監督を務めるスリラー。
夜やってくる“それ”の感染から逃れるため、森の奥でひっそりと暮らすポール(ジョエル)の一家。そこにウィルと名乗る男(クリストファー・アボット)とその家族が助けを求めてやって来る。ポールは“それ”の侵入を防ぐため「夜は入口の赤いドアを常にロックする」ことを条件に彼らを受け入れるが、ある夜、赤いドアが開いていたことが発覚。さらにポール一家の犬が傷を負って発見される。外から迫る、姿が見えない“それ”の恐怖に耐え続け、家の中には相互不信と狂気が渦巻く。
解禁された場面写真には、“それ”を目の当たりにしたかのように驚きの表情を浮かべる一家の父親ポールや、暗闇の中でライトを手に家の中の様子をうかがう息子トラヴィス(ケルビン・ハリソン・ジュニア)、何かにおびえるウィル夫婦の姿が切り取られている。
さらに、ガスマスクを着けたポールらが森で何かを燃やす場面や、寝ているトラヴィスの顔にウィルの妻キム(ライリー・キーオ)が黒い何かを吐き出す写真もあり、この家に住む彼らの身に何が起こっているのか、興味と不安をかき立てられる内容となっている。
映画『イット・カムズ・アット・ナイト』は11月23日より全国順次公開。