アニメ『シュレック』&『長ぐつをはいたネコ』、リブート企画が進行中

ドリームワークス製作の人気CGアニメシリーズ『シュレック』シリーズと、そのスピンオフ『長ぐつをはいたネコ』のリブート企画が浮上している。製作側はマイク・マイヤーズやエディ・マーフィなどボイスキャストの続投を希望しているという。
【写真】『シュレック フォーエバー』フォトギャラリー
Varietyによると、米ユニバーサル・ピクチャーズがアニメ『怪盗グルー』シリーズのクリストファー・メレダンドリ氏にリブート案件を任せ、現在、シリーズを復活させるべく、新しいストーリーラインを模索しているとのことだ。
ドリームワークスが製作し、2001年に公開された第1弾『シュレック』は、いかつい顔と体をしているが心の優しい緑色の怪物シュレックが、新しく出会った仲間とともに幽閉されていたフィオナ姫を助けて恋に落ちるさまを描く。このフルCGアニメは世界的にヒットし、2001年に新設されたアカデミー賞の長編アニメ賞を初めて受賞した作品となった。
以後、2004年に『シュレック2』、2007年に『シュレック3』、2010年に『シュレック フォーエバー』とシリーズ化され、2011年には同シリーズに登場する“長ぐつをはいたネコ”ことプスを主人公にしたスピンオフ『長ぐつをはいたネコ』が全米公開された。
シリーズではマイケルがシュレック役、エディがお調子者のロバ、ドンキー役、キャメロン・ディアスがフィオナ姫役、そしてアントニオ・バンデラスがプス役でボイスキャストを務めている。
メレダンドリ氏は「ボイスキャストたちの演技は素晴らしかった。完全に作り直すこともできるが、自分の中にあのおなじみのキャラクターたちを復活させたいというノスタルジックな思いがある」と語っているが、果たして女優業から遠ざかっているキャメロンを含め、オリジナル・ボイスキャストでのリブートは実現するのか。続報に注目したい。