土屋太鳳との出会いは合コン!?『春待つ僕ら』磯村勇斗、真摯な役作り

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女優の土屋太鳳がヒロインを務める映画『春待つ僕ら』から、バスケ部に所属する男子の1人・恭介を演じた磯村勇斗の真摯な役作りが明らかになった。
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「月刊デザート」(講談社)にて連載中の同名コミックを実写映画化した本作。高校入学を機に“脱ぼっち”を目指すヒロイン・美月(土屋)と、無口で天然だがいつも美月を気にかける同級生・永久(北村)、美月の幼なじみでアメリカ帰りの亜哉(小関裕太)が三角関係になるほか、永久が所属するバスケ部と亜哉が所属するライバル校の熱戦や、男同士の爽やかな友情などが描かれる。
一見チャラいが、実はバスケと仲間を愛する恭介を演じた磯村は、土屋との共演はNHK連続テレビ小説に続き2度目。「勇斗君は、『まれ』で合コンの相手役でした。とても印象的なシーンです」と振り返る土屋は、『まれ』で磯村が演じた役と今回の恭介は女性慣れしていると分析。「恭介君はクールでお兄ちゃんキャラ。女の子ともうまく話せるキャラクターです」と男女問わず頼られる存在であると語った。
一方の磯村自身も土屋の分析を認め、「恭介は、4人の中でも長男的なポジションです。他の3人のキャラクターを分かった上で引っ張っていったり、時には落ち着かせたり、バランスを取っている役割です。美月の髪を触ったり、顔を近づける行動も、いやらしくなく、凄くナチュラルです」と恭介のキャラクターを説明している。
磯村は、NHK連続テレビ小説の『ひよっこ』で、有村架純演じるヒロインの夫となる見習いコック役を演じた際、家でも自炊をして、撮影で使用した包丁は自宅に持ち帰って自分で研ぐなど役作りを徹底。当時教育係だった本物の料理人からスカウトまで受けたという。
本作でも磯村の姿勢は同様で、「3か月前くらいから、バスケの練習を始めました。他の3人も経験者だったので、今までのスキルをさらに磨いていきました」と長期にわたって高レベルの練習を続けたことを明かす。さらに「バスケの練習中だけでなく、練習後のご飯の時でも恭介ならどう思って過ごすかな? と考えてメンバーと行動して、常にみんなを包み込む優しさを意識して役を作っていきました」と真摯に役と向き合っていたことを明かしている。
映画『春待つ僕ら』は12月14日より全国公開。