杉咲花、新田真剣佑らキャスト発表『十二人の死にたい子どもたち』
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堤幸彦監督の最新作『十二人の死にたい子どもたち』のキャストが発表され、杉咲花、新田真剣佑らの出演が明らかになった。キャスト発表に合わせて公開された本予告には、12人の若手オールスターキャストが一堂に会する姿が収められている。
【写真】大人っぽいメイクでインタビューに登場した杉咲花
本作は、『天地明察』『マルドゥック・スクランブル』で知られる冲方丁の、自身初となる現代を舞台にしたサスペンス小説が原作。集団安楽死をするために集合した12人の未成年たちが繰り広げる密室劇を、『トリック』や『SPEC』などの人気シリーズを手掛けてきた堤監督がサスペンスフルに描き出す。
出演が発表されたのは、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜という2018年の日本映画界を席巻した、若手実力派俳優。さらに今回、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』『SPEC』シリーズで数々の若手俳優を発掘してきた堤監督が抜てきしたのは、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗といった将来有望な6人の俳優。そしてもう一人、ポスターの中でマスクと深めに被ったニット帽で顔が見えない12人目のキャストの名は秋川莉胡。秋川に関しての詳細は明かされていない。
出演が決まった杉咲は本作の台本を読んだ感想について「虚無感に襲われながらもどこかにある光を探し続けている自分がいた」とコメント。新田は「また新しい役柄で、人の闇を映し出す作品だと感じました」と語っている。
また併せて解禁された本予告では、今回発表された12人の若手俳優が、廃病院を舞台に披露する、感情剥き出しの演技バトルを活写。さらに、集団安楽死をするために集まった12人の未成年の前に、想定外の13人目の死体が登場。12人の中に人殺しの犯人がいるという状況を、スリリングな映像で描いている。
映画『十二人の死にたい子どもたち』は2019年1月25日全国公開。