『十二人の死にたい子どもたち』公開記念、本編&メイキングのボリューム映像解禁

堤幸彦監督の最新作『十二人の死にたい子どもたち』の公開を記念し、本編とメイキング映像を盛り込んだ特別映像が解禁された。
【写真】『十二人の死にたい子どもたち』場面写真
作家冲方丁による同名小説(文藝春秋刊)を実写映画化した本作は、集団安楽死を願って廃病院の密室に集った12人の若者が恐怖に見舞われるサスペンス。彼らは安心して死ぬことを望むも、13人目となるまだ生暖かい死体に遭遇。さらに、あちこちに残る不自然な犯行の痕跡や次々に起こる奇妙な出来事に直面する。殺人鬼が12人の中に紛れているという疑心暗鬼に襲われ、パニックに陥る中、彼らの死にたい理由が生々しくえぐられていく…。
キャストは杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈の6名が製作サイドからのオファーにより出演するほか、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗の6名がオーディションを経て選出された。『トリック』や『SPEC』などの人気シリーズを手掛けた堤監督がメガホンを取り、劇団・ペンギンプルペイルパイルズの倉持裕が2年近くかけて脚本を執筆。原作者の冲方も絶賛する映像化が実現した。
公開された特別映像には、メイキングの様子を収録。高度な知性を持つ全身黒づくめの7番・アンリ役を演じる杉咲がカメラに手を振り、劇中とは打って変わった笑顔で「お先に失礼します」とあいさつする姿や、情報機器やクスリに詳しい5番・シンジロウ役の新田が勢いよく手を振り上げ、「みんな! おはようございます!」と声を張る模様、人気女優の秋川莉胡こと4番・リョウコに扮する橋本が、自身を表紙に起用した劇中の雑誌を手に取り、「うわぁ~、めちゃめちゃあたしじゃん」と漏らすところなどが収められている。
映画『十二人の死にたい子どもたち』は1月25日より全国公開。