『ウォーキング・デッド』のクリエイター製作の新ドラマ企画が浮上

海外ドラマ『ウォーキング・デッド』の原作者でドラマのクリエイターでもあるロバート・カークマン氏。シーズン9の途中で降板した俳優アンドリュー・リンカーンが演じるリックを主人公にした長編スピンオフの制作が決まっているが、『5 Year(原題)』という新ドラマも企画しているという。
【写真】ロバート・カークマン原作『ウォーキング・デッド』シーズン1フォトギャラリー
Deadlineによると、カークマン氏原案の『5 Year(原題)』は、地球に致命的な隕石がぶつかるまでの5年間を描くとのこと。世界的なスコープの中で地域を絞ったローカルのストーリーが展開するという。つまり、シリーズ全体のタイムラインに沿って、各マーケット向けにローカライズされたストーリーが、その地域の言語で制作されるとのことだ。現時点ですでに、韓国やイギリス、ドイツ、インド、ロシアなどと契約が決まっているという。
カークマン氏は「『5 Year(原題)』に携わることは類いまれな経験になる。世界中の脚本家や監督が、同じ素材を使って異なるストーリーを紡ぐことができる」と新企画について語っているという。
カークマン氏のスカイバウンド・エンターテインメントと、エンターテインメント・ワンが共同制作し、eOneが資金調達と配給を担当するとのことだ。最終的に何ヵ国が参加し、いつごろのリリースになるのか、さらなる続報に注目だ。