有村架純『かぞくいろ』家族の愛が伝わる本編冒頭回想シーン映像が公開

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女優の有村架純と俳優の國村隼がダブル主演を務める映画『かぞくいろ‐RAILWAYS わたしたちの出発‐』より、有村演じる晶と、息子・駿也(歸山竜成)、亡き夫の修平(青木崇高)が生きていたころの幸せな回想本編冒頭映像が解禁になった。
【写真】有村架純の鉄道制服姿も『かぞくいろ‐RAILWAYS わたしたちの出発‐』場面写真
本作は、日本の美しい風景を走る鉄道と、迷いながらも成長していく人々の姿を清々しく描いてきた「RAILWAYS」シリーズの最新作。夫の修平を失った晶は、彼の連れ子・駿也と共に、東京から夫の故郷である鹿児島へ行き、会ったことのない義父・節夫(國村)を訪ねる。その後、晶は電車が好きな駿也のために、亡き夫の夢でもあった鉄道の運転士になることを決意する。
今回解禁になった映像は、十数本にも及ぶ路線を一挙にまたがる巨大な跨線橋(こせんきょう)で、駿也が「来た! EH-500だ!」と叫ぶところからスタート。すると画面には、赤い貨物列車が現れる。その機体には「金太郎」のイメージと文字も見えるが、これは「ECO-POWER金太郎」の愛称を持つ、JR貨物EH500形電気機関車だ。晶と修平が、「金太郎見えた?」と駿也に聞くと、興奮気味で「見えた! 見えた!」と言う駿也。さらに修平が駿也に「これ、札幌発、どこ行き?」と質問すれば、「名古屋行きでしょ?」と正解を答えるなど、駿也の鉄道好きがわかる会話が展開される。そして、この線路が鹿児島まで続いていることを確認し、晶と駿也は、“各駅停車で鹿児島まで行ってみたい”と思いを馳せる。
本作のメインロケ地は鹿児島だが、撮影そのものは、この家族3人のいる東京パートからはじまり、5日間で十数シーンが撮影されたそう。たわいない会話、ささやかな日常を感じ取れる「家族の愛」がたっぷりと確認できる映像に仕上がっている。
映画『かぞくいろ‐RAILWAYS わたしたちの出発‐』は全国公開中。