佐藤二朗、岡田准一主演『ザ・ファブル』に出演 デザイン会社の社長役
俳優の佐藤二朗が、岡田准一主演で人気漫画を実写映画化する『ザ・ファブル』に出演することが分かった。佐藤は「あまりの面白さに『ちょっと凄い漫画を見つけた』と周りの人に言い回ってる矢先に、今回のお話を頂いたので、何やら運命めいたものを勝手に感じております」とコメントを寄せている。
【写真】マメシバを抱っこする佐藤二朗
本作は、「週刊ヤングマガジン」(講談社)連載中の南勝久による同名コミックを実写映画化。原作は単行本累計部数280万部を突破し、2017年度講談社漫画賞の一般部門賞を受賞している。岡田は今作で初めて殺し屋の役に挑戦し、アクション全開ながらも、時にコミカルな演技を披露する。岡田のほか、木村文乃、佐藤浩市、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕が出演する。
狙った相手を6秒以内で必ず仕留めることから“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の男(岡田)。裏社会では伝説の殺し屋として誰もが恐れる存在だったが、仕事をしすぎた彼にボスは「佐藤アキラ」という偽名を使い、一般社会に溶け込み誰も殺さず1年間普通の生活を送る、という新たな任務を与える。ファブルが殺しを封じ、普通の生活を満喫し始めた矢先、ファブルの命を狙う裏社会の組織や、ファブルに助けを求める者たちが次々に現われ、事態は思わぬ方向へと展開する。
本作で佐藤が演じるのは、主人公ファブルが一般社会で佐藤アキラとなり、人生で初めてアルバイトをすることになるデザイン会社・有限会社オクトパスの社長・田高田役。お酒や飲み会が大好きな面倒見の良い性格で、それゆえ社員のミサキ(山本)の紹介でアキラを受け入れることになる。
佐藤は「僕が演じる田高田は、一見いい加減だけど、デザインを見る眼は確かで、社員に対する愛が深い人だと思います。そして『酒好きのオヤジ』というところはリンクどころか全く僕と同じです(笑)」と自身の役柄を分析。そして「岡田くん演じる佐藤アキラ(ファブル)の束の間の休息になればと思いながら演じました。他にない独特の世界観を持つ作品になると思います。ご期待を」とメッセージを寄せた。
映画『ザ・ファブル』は2019年全国公開。