豆ごはん、いなりずし、卵焼きも『ねことじいちゃん』食卓を彩る手料理写真を公開

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落語家の立川志の輔が映画初主演を務め、女優の柴咲コウがヒロインを演じる『ねことじいちゃん』から、作中に登場するおいしそうな手料理を捉えた写真が公開された。
【写真】豆ごはん、いなりずし、卵焼きも『ねことじいちゃん』に登場する手料理
本作は、ちょっとふてぶてしい猫・タマと、そんなタマの言いなりな飼い主・大吉のいとしい日々をつづり、累計35万部を超えたねこまきの同名コミックを実写映画化したもの。日本人として初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙を2度飾り、ドキュメンタリー番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』(NHK・BSプレミアム)にも出演する岩合が初めての映画監督に挑戦する。
2年前に妻に先立たれ、飼い猫のタマと暮らす70歳の大吉。毎朝の日課はタマとの散歩、趣味は亡き妻の残した料理レシピノートを完成させること。島にカフェを開いた美智子(柴咲)に料理を教わったり、幼なじみや気心知れた友人たちとのんびり毎日を過ごしていた。しかし、寒さが厳しくなったある日、大吉は倒れてしまい、息子から「東京で一緒に暮らそう。タマも」と同居を提案される。大吉が悩む矢先、タマが姿を消してしまう。
本作を彩るのは、フードスタイリストの飯島奈美が手がけた四季折々の料理。岩合監督から「とにかくおいしそうに撮りたい」という注文を受け、現場のすぐ横にガスコンロを置いて準備し、作りたてのつやや湯気を撮影できるように気を配った。加えて、大吉の作る料理は「料理慣れしていない男性が作った料理」だということも意識し、完成系があまりきれいになり過ぎないように注意したという。春夏秋冬を撮影するため、食材もできる限り、地元で採れたものを使っている。
解禁された手料理写真は、きれいに包まれた7つのいなりずし、ほんの少し白身の残った卵焼きをはじめとした朝食、湯気が立ち上り、作り立てを思わせる土鍋入りの豆ごはんの3点。現在公開されている本予告映像でも、出来たての豆ごはんや美智子が作るタイのカルパッチョなど、おいしそうな料理の数々を見ることができる。
映画『ねことじいちゃん』は2月22日より全国公開。