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斎藤工『麻雀放浪記2020』 2つの“戦後日本”を描く予測不能の特報解禁

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映画『麻雀放浪記2020』場面写真
映画『麻雀放浪記2020』場面写真(C)2019「麻雀放浪記2020」製作委員会

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 俳優の斎藤工が主演を務める映画『麻雀放浪記2020』より、特報映像が解禁された。斎藤演じる坊や哲が1945年からタイムスリップしてきた2020年の世界で、核爆発を思わせる巨大なキノコ雲や朽ち果てた東京五輪のポスターなどが断片的に映し出されるショッキングな映像となっている。

【写真】『麻雀放浪記2020』で主演を務める斎藤工

 本作は、阿佐田哲也の250万部を超えるベストセラー小説『麻雀放浪記』を、和田誠監督の映画化以来35年ぶりに再び映画化。原作のスピリットを受け継ぎながら、設定もキャラクターも大胆にアレンジした内容となっている。和田版を生涯ベストの1つと公言している斎藤が主人公・坊や哲を演じる。メガホンをとるのは、映画『孤狼の血』などアウトロー映画の第一人者である白石和彌監督。

 坊や哲が終戦直後の1945年からタイムスリップしてきたのは、2020年の東京。人口は減少し、労働は人工知能(AI)に取って代わられ、街には失業者と老人があふれ、東京五輪が中止となった未来だ。そんな思わぬ状況での“麻雀”の死闘を描く。

 特報映像は、戦後、焼け野原となった東京をさまよう坊や哲の後ろ姿から始まる。行く先に映し出されるのは、レンガ造りの建物。タバコの煙が立ち込める中、男たちが博打に命を賭けている様子が克明に描かれる。退廃的な世界で血をたぎらせ生命力を燃やすアウトローたちの姿は、まさに阿佐田哲也・和田誠が描いてきた『麻雀放浪記』の世界。しかし、突如として「伝説の傑作小説よ、さらば。」という高らかな宣言とともに、舞台はモノクロの1945年から2020年へ。そこにサブリミナル的に映し出されるのは想定外の東京の姿だ。こうこうとした光に包まれる謎の闘技場、朽ち果てた2020年東京五輪のポスター、核爆発、未来的な研究所、覚醒するアンドロイドの眼。映像は「これでいいのか、ニッポン」というメッセージで幕を閉じる。

 映画『麻雀放浪記2020』は4月5日より全国公開。

映画『麻雀放浪記2020』特報

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