青春×ゾンビ×ミュージカルが融合『アナと世界の終わり』公開

“ゾンビ”と“ミュージカル”を融合させた青春映画『Anna and the Apocalypse(原題)』が、邦題を『アナと世界を終わり』として5月31日に公開されることが決定した。
【写真】主人公のアナを演じる「エラ・ハント」フォトギャラリー
本作は、鬱屈した日々を過ごす“負け組”高校生たちが歌って踊って暴れまくる“青春ゾンビミュージカル”。アメリカのファンタスティック・フェストをはじめ、スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭、オランダのアムステルダム映画祭、韓国のプチョン国際ファンタスティック映画祭などで上映され、批評家から“『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ラ・ラ・ランド』の出会い!”という評が出るなど、話題を集めた。
舞台はイギリスの田舎町、リトル・ヘブン。高校生のアナは、幼い頃に母を亡くし父のトニーとともに暮らすも、夢も希望もないこの町と生活を抜け出すべく、オーストラリア旅行を夢見てバイトに励んでいた。あるクリスマスの朝、アナと幼なじみのジョンがいつも通り通学している途中、スノーマンの着ぐるみを着た血だらけのゾンビが突然登場。アナはシーソーを使ってその頭を吹き飛ばし、クリスマスの学芸会の準備のため取り残された学生たちを救出するため、学校へと向かう…。
主人公のアナを演じるのは、映画『スティールワールド』(日本未公開)、海外ドラマ『ロア ~奇妙な伝説~』に出演したエラ・ハント。
公開された場面写真では、紅白に彩られた大きなステッキを持ったアナが、血しぶきを浴びた鬼気迫る顔つきでこちらを見つめる姿を捉えたものとなっている。
映画『アナと世界の終わり』は5月31日より全国公開。