レイフ・ファインズ監督作『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』、画像10点解禁

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俳優のレイフ・ファインズが監督と出演を務め、伝説的なダンサーのルドルフ・ヌレエフの半生を映画化した『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』より、劇中の画像が一挙解禁された。
【写真】『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』場面写真
映画『シンドラーのリスト』や『ハリー・ポッター』シリーズへの出演で知られるレイフが、構想20年を経て作り上げた本作は、旧ソ連の伝説のダンサー、ルドルフ・ヌレエフの若き日からパリでの亡命にいたるまでを映像化。世界三大バレエ団で活躍し、バレエ史に燦然と輝く存在であるヌレエフの光と影を描く。
主演はオーディションによって見出された現役のプリンシパル、オレグ・イヴェンコ。映画『アデル、ブルーは熱い色』の女優アデル・エグザルコプロスが共演するほか、ヌレエフの再来と称され、自身を追ったドキュメンタリー『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』が2017年に日本でも公開されたダンサー、セルゲイ・ポルーニンも出演。本物のバレエダンサーたちによって、バレエ界のリアルな世界が描かれる。
1961年。ルドルフ・ヌレエフ(オレグ)は、世界に名だたるキーロフ・バレエの一員として、海外公演のために生まれて初めて祖国ソ連を出た。若きヌレエフはパリの生活に魅せられ、この街で得られる文化、芸術、音楽のすべてを貪欲に吸収しようとしていた。しかし、その一挙一動をKGBの職員が監視。やがてフランス人女性クララ・サン(アデル)と親密になるが、その一連の行動により、政府からの疑惑の目はますます強まる。その後、ヌレエフは、収容所に連行され、踊りを続けることもままならない未来を暗示する要求を突きつけられ、苦渋の決断を迫られる。1961年6月16日。ほかの団員たちがロンドンへ旅立ち、KGBとともに空港に残されたヌレエフは決断を下す―。
今回解禁された場面写真は10点。ヌレエフが舞台でスポットライトを浴びる姿や華麗に踊る様子のほか、初めて足を踏み入れたパリで、新しい友人や自由な生活に魅せられていくヌレエフの姿が、パリの美しい風景とともに写し出されている。そのほかにもヌレエフの幼少期のレッスン風景や、レイフが登場するレッスン場面も含まれている。
映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』は5月全国公開。