ベッキー、『麻雀放浪記2020』AI搭載アンドロイド役で1人2役

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俳優の斎藤工が主演を務める映画『麻雀放浪記2020』で、タレントのベッキーが、1人2役に挑戦していることが分かった。結婚後初の映画出演となるベッキーは、「ヒト」と「アンドロイド」という2つのハードな役どころに挑む。
【写真】『麻雀放浪記2020』ベッキー出演シーン
本作は、阿佐田哲也の250万部を超えるベストセラー小説『麻雀放浪記』を、和田誠監督の映画化以来35年ぶりに再び映画化。原作のスピリットを受け継ぎながら、設定もキャラクターも大胆にアレンジし、和田版を生涯ベストの1つと公言する斎藤が主人公・坊や哲を演じる。メガホンをとるのは、映画『孤狼の血』の白石和彌監督。
ベッキーは、1945年の【戦後】で斎藤演じる坊や哲が通っていた麻雀クラブのママ・八代ゆき役と、2020年の新たな【戦後】で、哲の前に現れる謎のAI搭載アンドロイド・ユキの2役に挑戦。東京オリンピックの中止を清算しようと、国家が新たな国策利用のため創造した“セクサロイド”ユキに扮し、端正な顔立ちと佇まいで、人工知能のもたらす利便性の裏に潜む無機質ゆえの不気味さを体現する。
結婚後初の映画出演となるベッキーは「二役もやらせていただけて嬉しかったです。二役と言っても、“人間と人間”ではなく“人間とAI”なので、かなりやりがいがありました。AIに心はないけれど、AIなりの心の動きがほんの少し伝わったらいいなぁと思っています」と、アンドロイドという難しい役を務める意気込みを語った。
主演の斎藤は「ベッキーさんは演じるを超えて、ほぼ“憑依”されていました。麻雀も体得されていて、特にAIユキのハマり具合は衝撃的。ベッキーさんにしか務まらない役柄でした」と絶賛のコメント。
白石監督は「感情を持たないAIという難役で大変だったと思いますが、見事に演じてくれました。AIという役の経験は結婚には役立たないかもしれませんが、八代ゆきの妖艶さは是非とも結婚生活に役立ててください!」と冗談交じりにコメントした。
映画『麻雀放浪記2020』は4月5日より全国公開。