“カメ止め”上田慎一郎、スピンオフでもスタイル踏襲「リミックスをやろうと」

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映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が、28日に都内で開催された『ハリウッド大作戦!』プレミアム試写会に出席。上田監督は『カメラを止めるな!』のスピンオフである本作について「新しいことはしないようにしました。リミックスをやろうと思いましたね」と語った。
【写真】カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦!』プレミアム試写会の様子
『ハリウッド大作戦!』は、大ヒット中の映画『カメラを止めるな!』のスピンオフ作品。この日は同作のメガホンを取った中泉裕矢監督、出演した真魚、濱津隆之、どんぐり、秋山ゆずき、ド・ランクザン望、チャールズ・グラバー、細井学、長屋和彰、市原洋、山崎俊太郎、そして映画コメンテーターの有村昆も出席した。
本作で製作総指揮と脚本を務めた上田監督は「『カメ止め』のメンバーで、ちょっと新しいことをすると、それこそ2みたいになってくるなあと思ったので。ゾンビっていうことも同じで、構造も全く同じで、主人公だけ、濱津さんじゃなくて、真魚にしてやろうと思いました」とコメント。「濱津さんを外す方法が大変でしたね」と白い歯を見せ「濱津さんがいれば、それこそ2みたいになっちゃうんで。主人公を変えたかったですね」と意図を明かしていた。
上田監督の助監督を務めていた中泉監督は「『カメラを止めるな!』と、8割同じことをやってちょうどいいと思っていた」と振り返り、「2割だけ自分の色というか。真魚ちゃんが主人公であるという部分と、(ド・ランクザン)望、チャールズがいることで出てくるものを、ちょっとでも出せればいいなっていうくらいだったので。まねるという言い方はあれですけど、上田君がこういうの好きだっていう好みは分かってはいたので、それを自分の中で噛み砕いて作ったという形ですね」と発言。これを聞いた上田監督は「6割くらいになっていましたけどね(笑)」としつつ「(バランスが)ちょうどよかった」と称賛していた。
カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦!』は、AbemaSPECIAL2にて、3月2日22時放送。