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『ある少年の告白』ニコール・キッドマン&ラッセル・クロウ、見た目も演技も原作モデルに激似

映画

 若手俳優ルーカス・ヘッジズが主演を務める映画『ある少年の告白』より、主人公の両親役で共演するニコール・キッドマンとラッセル・クロウが、それぞれ役のモデルとなった原作者の母親、父親と並んだツーショットが公開された。

【写真】ニコール・キッドマン&ラッセル・クロウ、『ある少年の告白』原作モデルとの2ショット&場面写真

 本作は、2016年に発表されベストセラーとなった実話を映画化したヒューマンドラマ。監督は『ザ・ギフト』のジョエル・エドガートンが務める。シンガーのトロイ・シヴァンが出演するほか、楽曲「Revelation」も本作に提供。第76回ゴールデン・グローブ賞では、主演男優賞と主題歌賞にノミネートされている。

 米国の田舎町。牧師の父(ラッセル)と母(ニコール)のひとり息子として愛情を受けて育った大学生のジャレット(ルーカス)はある時、自分は男性のことが好きだと気づく。しかし、息子の告白を受け止めきれない両親が勧めてきたのは、同性愛を“治す”という矯正セラピーへの参加だった。自らを偽って生きることを強いる施設に疑問と憤りを感じ、ジャレットはついにある行動を起こす…。

 ニコールが本作で演じるのは、主人公の母ナンシー。ひと足先に本作を観た評論家やマスコミたちから「原作モデルに似すぎ!」と話題になるほど本人の特徴を見事に体現した。しかし見た目だけではないのが演技派女優のニコール。原作者ガラルド・コンリ―に「僕の母親そのもの!」と絶賛されるほど、中身まで乗り移ったかのような演技を見せる。

 ニコールは「これは信じられないほど親密な家族の話であり、そんななか母親として素晴らしく素敵な彼女を是非演じたかった」と本作への出演を熱望。「本作に出演することで、なにか大きな変化を起こす手助けをしたかった」と話す彼女は、当時の米国社会の女性的立場にもどかしい思いをしながらも、芯が強く深い愛をもつ母親役を演じ切っている。

 ラッセルは、牧師で主人公の父のマーシャル役。出演したきっかけはエドガートン監督だったという。「本当に素晴らしい脚本だと思うよ。ジョエルの処女作『ザ・ギフト』はとても気に入ったし、俳優としての彼を何年も知っていたから出るべきだと思ったんだ」とラッセル。

 マーシャルは愛する息子が同性愛者という事実を知り、牧師という立場ゆえ悩み葛藤していく。ラッセルは「難しい役だったが、原作者の父親に実際に会いに行ったんだ。彼の礼拝にも行ったけれど、すごく心の温かい人間だったし、彼の心の中心にあるのは愛だと気付いた」と話す。そこから役に入りきると、原作者のコンリーも「本当に驚かされた。僕の父親にそっくりなんだ」と驚きを隠せないほどのレベルに。ラッセルは撮影現場でも役のまま過ごしていたという。

 映画『ある少年の告白』は4月19日より全国公開。

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