『3年A組』最終回 菅田将暉、最後の授業の“真相”に反響が殺到(ネタバレあり)
俳優の菅田将暉が主演を務めるドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)の最終回が10日に放送され、柊(菅田)が生徒を人質に取り事件を起こした動機を語るシーンに視聴者からは「柊先生に激しく同意」「本当に今、考える時だよ」「学校の授業で見た方がいい」など共感のツイートが殺到した。
【写真】菅田将暉&永野芽郁ほか『3年A組』オフショット集
※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。
柊一颯(菅田)が郡司(椎名桔平)を人質に取り、マシンガンを突き付けて校舎の屋上に現れた。世間の人々はこの柊の凶行に注目する。そして柊が“明日の8時に…”と語った瞬間、彼の胸に銃弾が突き刺さる…。
冒頭、警察による発砲で胸を打たれた柊はその場に倒れこんでしまう。これを機に警察の特殊部隊SITが突入しようとするが校舎の入り口が爆発。辺りが騒然とする中、柊はその場に立ち上がり「残念でしたねぇ」と防弾チョッキを着ていたことを明かす。このシーンにSNS上には「不死身だ…」「生きてた!」などの反響が。
起き上がった柊は、改めて明日の朝8時にSNSのライブ中継ですべての真相を話すと予告。そして翌朝。柊は屋上に上がりカメラとパソコンを前に「すべてを打ち明けます」と宣言する。
柊は、景山澪奈(上白石萌歌)が命を落とした当日の映像は彼自身が作った“フェイク動画”であることを告白。すると柊はSNSユーザーから罵詈雑言を浴びる。この状況に柊は「混乱しているねぇ! なのにけなすことは忘れない。コレだよコレ! コレが俺が立てこもった最大の理由だよ!」と言い放つ。続けて彼はSNSユーザーによる根拠なき憶測や誹謗(ひぼう)中傷が景山を追い詰め自殺へと導いたことを主張。「俺はそんなお前らの愚かな行動をあぶり出すために、この事件を引き起こしたんだよ!」とSNSユーザーに突きつける。
柊の行動がSNSによる暴力を告発するためだったと明かされると、ネット上には「本当に今の日本って感じ」「柊先生に激しく同意」「本当に今、考える時だよ」「学校の授業で見た方がいい」などの声が殺到した。
放送終了後も本作のメッセージに共感した視聴者から「すっごい現代向けのドラマだった」「柊先生の言葉、届くべき人に届いて欲しいな」などのツイートが多数寄せられた。