J・K・ローリング、『ファンタビ』ダンブルドアとグリンデルバルドの恋愛関係を断言

映画『ハリー・ポッター』シリーズの原作者で、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズでは脚本も担当している英作家のJ・K・ローリングが、両シリーズに登場するダンブルドアとグリンデルバルドが「恋愛関係にあった」と語った。
【写真】ジョニー・デップ演じるグリンデルバルド
昨年日本でも公開され大ヒットした映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、ジュード・ロウが若き日のダンブルドアを演じ、強大な敵の魔法使いグリンデルバルドをジョニー・デップが演じていた。
ローリングは以前、ダンブルドアがゲイであることを語っていたが、JustJaredによると、英米などではすでに発売された『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のブルーレイ特典映像で、2人の関係についてコメントしているという。
「2人の関係はとても強烈でした。情熱的で恋愛関係でした」とローリング。「でもゲイであろうとストレートであろうと、ほかのどんなレッテルであろうと、どの関係でもそうであるように、相手が何を感じているかを本当に知ることはありません。知ることなどできないのです。自分は分かっていると信じることしかできません」と続けたとのこと。
さらにローリングは「だから私は彼らの関係の性的な部分には興味が薄いのです。2人の関係には、性的な部分があるとは思いますが」としつつ、「私は2人が相手に対して抱く感情面こそ、人間関係で最も興味深いものだと思います」と語り、ダンブルドアとグリンデルバルドが精神的に強く惹かれ合っていることを伝えたそう。
JustJaredによると、ゲイ・キャラクターの登場を称えつつ、これまで小説や映画の中で、そうしたディテールが省かれていることをよく思っていないファンもいるという。今後描写されるのか、次回作に注目だ。