タロン・エガ-トン、吹き替え無しでエルトン・ジョンを歌う! ミュージカル公開

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映画『キングスマン』シリーズのタロン・エガ-トン主演で、伝説的ミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描く映画『ROCKETMAN(原題)』が、邦題を『ロケットマン』として日本公開されることが決定。きょう3月25日に72歳を迎えたエルトンの誕生日を記念して発表された。
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エルトンはグラミー賞を5度受賞し、「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト100組」にも選ばれ、「僕の歌は君の歌(Your Song)」「キャンドル・イン・ザ・ウィンド(Candle in the Wind)」「愛を感じて(Can You Feel the Love Tonight)」、そしてタイトルにもなっている「ロケットマン(Rocket Man)」など、シングルとアルバムの総売り上げが全世界で3億枚を超えるシンガーソングライター。本作は、そんなエルトンの半生を描くミュージカル超大作となっている。
エルトンを演じるのは、『キングスマン』シリーズのエグジー役で知られるタロン。タロンは、2016年のイルミネーション・エンタテインメントのアニメ『SING/シング』でエルトンの「アイム・スティル・スタンディング(I’m Still Standing)」を甘い歌声で披露している。今作では過酷なボイストレーニングを経て、劇中でのエルトンの楽曲を吹き替え無しで歌いきるという、熱演ぶりを披露する。
このほか、数々の名曲をエルトンと共作した創作上のパートナー、バーニー・トーピン役に映画『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、エルトンの母シーラ役に『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワード、エルトンのマネージャーで、後にクイーンを見出したことでも知られる敏腕音楽プロデューサーのジョン・リード役にテレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のリチャード・マッデンをキャスティング。
監督を、昨年公開され大ヒットした映画『ボヘミアン・ラプソディ』で製作総指揮を務めたデクスター・フレッチャーが務める。同作では、監督のブライアン・シンガーが撮影中に降板した後に監督を代行し、作品を完成させたことでも話題を呼んだ。
『リトル・ダンサー』で第73回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたリー・ホールが脚本を担当し、製作には監督作『キングスマン』でタロンとタッグを組んだマシュー・ヴォーンを迎える。さらにエルトン本人も製作として参加し、数々の名曲の使用が実現している。
映画『ロケットマン』は2019年全国公開。