『セックス・アンド・ザ・シティ』原作者の新刊がドラマ化

1998年から2004年の6シーズンにわたり米HBO局で放送されたヒット海外ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』。今なおシリーズの復活を熱望するファンが多いが、同シリーズのフォローアップドラマとなる企画が動いているという。
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コラムニストのキャリーと女友達の等身大の日常を描く『セックス・アンド・ザ・シティ』。キャンディス・ブシャネルが「New York Observer」誌で連載していたコラムをまとめた著書『セックスとニューヨーク』がベースになっている。The Hollywood Reporterによると、8月6日(現地時間)に出版予定のブシャネルの新著『Is There Still Sex in the City?(原題)』をドラマにする権利を、米パラマウント・テレビジョンとアノニマス・コンテントが獲得したという。
新ドラマは『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編にはならず、マンハッタンのアッパーイーストサイドを舞台に、キャリーたちより年上の中高年女性たちのセックスや恋愛事情、友情などを描くことになるそうだ。
ひと昔前なら隠居生活に入る年代の50~60代の人々が、エクササイズや起業、移住で新しい生活を始め、出会い系アプリを使ってデートするのが当たり前の時代になり、そんな時代背景を反映させた女性たちの「複雑な現実を、これまではページに書いていたが、これからは画面に描くことを楽しみにしている」とブシャネルは声明の中で語っている。
ブシャネルは新ドラマのパイロット版の脚本を執筆すると共に、製作総指揮を務めるという。登場人物やキャストなどの詳細は不明。続報に期待したい。