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松雪泰子主演『甘いお酒でうがい』公開決定 共演に黒木華&清水尋也

映画

映画『甘いお酒でうがい』ビジュアル
映画『甘いお酒でうがい』ビジュアル(C)吉本興業

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 女優の松雪泰子が主演を務め、映画『勝手にふるえてろ』『美人が婚活してみたら』の大九明子監督がメガホンをとる映画『甘いお酒でうがい』の公開が決定。共演に黒木華と清水尋也を迎える。

【写真】40代独身女性を演じる松雪泰子

 本作は、お笑い芸人のじろう(シソンヌ)の同名小説を、じろうが脚本も手掛けて映画化。じろうが長年コントで演じてきた架空の中年OL・川嶋佳子を主人公に、40代独身女性の悲哀とおかしみを含んだ何気ない日常の姿がつづられていく。主人公の佳子を松雪が務めるほか、後輩の若林ちゃんを黒木が、佳子が好意を寄せる岡本くんを清水が演じる。

 とある会社で派遣社員として働く40代独身女性・川嶋佳子は毎日日記をつけていた。撤去された自転車との再会を喜んだり、変化を求めて逆方向の電車に乗ったり、踏切の向こう側に想いを馳せたり、亡き母の面影を追い求めたり。唯一の幸せは、会社の同僚である年下の若林ちゃんと過ごす時間。そんな佳子に小さな変化が訪れる。それは、ふた周り年下の岡本くんとの恋の始まりだった…。

 撮影を終えた松雪は「『川嶋佳子』という人物が、とても複雑でちょっと残念で、後ろ向きだけどポジティブで、本当に魅力的な女性なので、じろうさんの独特な視点と大九監督のリズムが合わさった“佳子ワールド”を楽しんでもらえたらと思います」とコメント。

 『美人が婚活してみたら』に続き、じろうとタッグを組んだ大九監督は「お母さんでも、奥さんでもない、大人の女性。そうゆう人を主人公にした映画を撮りたいと思っていました。この世に『甘いお酒でうがい』という映画を生み出すことができて大変光栄です」と本作を手掛けた喜びを語っている。

 じろうは「川嶋佳子さんの日記が映画化されるそうですね。おめでとうございます。僕は脚本をやらせてもらうことになりましたが、これは皆さんにもチャンスがあるということを意味するんだと思います。今からでも遅くありません。日記を認(したた)めてみては? 公開されたら自分だと思って観に行ってみて下さい。佳子さんに幸あれ」と映画化についてユーモラスにメッセージを寄せている。

 映画『甘いお酒でうがい』は2020年全国公開。

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