竜星涼が新米教師に 『都立水商!~令和~』5月スタート

水商売の裏側を描きベストセラーとなった小説『都立水商!』が、俳優の竜星涼の主演で、ドラマ版タイトルを『都立水商!~令和~』として実写ドラマ化されることが決定した。
【写真】『都立水商!~令和~』主演の竜星涼
原作は、2001年に小学館で刊行された室積光の小説『都立水商!』で、猪熊しのぶ作画で漫画化もされ、250万部を超えるベストセラーとなっている。新宿歌舞伎町にたたずむ都立高校を舞台に、水商売を目指す生徒達が水商売のイロハや裏側を学んでいく…という斬新な設定から人気を博している。
この度、元号発表を経てドラマ版タイトルを『都立水商!~令和~』とし、現代の世相と水商売のシステムを反映させた完全オリジナルストーリー&オリジナルキャラクターで学園ドラマとして描かれることが決定。
主演を務めるのは、特撮ドラマ『獣電戦隊キョウリュウジャー』で主演を務めた竜星。都立水商に社会科教師として着任し、生徒が抱えるさまざまなトラブルに巻き込まれていく主人公・石綿直樹を演じる。就職浪人の直樹は、彼女のためにひとまず「先生」の肩書欲しさに都立水商の教師になるも、就職後に初めて「水商」が水商売の意味だと知り、わけも分からず働き始めることになる。
竜星は、自身が演じる役柄について「頼りがいがないけれど一生懸命な人間です。いい意味で先生っぽくなく、お兄ちゃんのような存在として普通の先生よりも近く生徒に寄り添う姿勢は好感が持てます」と話し、オファーを受けたときの感想については「まず題材が面白い! と思いました。本来大人の世界である水商売のイロハを、高校生に真面目に細かく教えるこのドラマは、とても斬新だと思います。普段知ることのない水商売の裏事情をポジティブに描き、世の中へ挑戦的なメッセージを伝えられればいいなと願っています」とコメントしている。
メガホンをとる山本透監督は「深夜のエロコメ? と思いきや気づいたら、激アツの人間ドラマになりました! 主演の竜星くんを中心に、ネクストブレイク確実な、イケテル男女(一部キャラもん笑)がバッチバチに競い合う撮影現場は、最高にドラマチックで、この感覚を早く皆さんにお届けしたい!」と語っている。
ドラマ『都立水商!~令和~』は、MBSにて5月5日より毎週日曜24時50分、TBSにて5月7日より毎週火曜25時28分放送。