ホアキン・フェニックス主演ジョーカー単独映画、ダークなティーザー予告が初解禁

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DCコミックス『バットマン』シリーズの悪役ジョーカーが主人公の映画『Joker(原題)』。現地時間3日、米ラスベガスで開催された映画イベント、シネマコンで初ティーザー予告が解禁となった。俳優のホアキン・フェニックス演じる不気味なジョーカーに期待が高まる映像となっている。
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トッド・フィリップス監督がメガホンを取る『Joker(原題)』。予告編はフィリップス監督のコメディ映画『ハングオーバー』シリーズとは打って変わり、ダークなトーンでジョーカーの姿にも悲哀を感じる。
本作は、のちにゴッサムシティの悪・ジョーカーとなる男アーサー・フレックがいかにして悪の道に進むかを描く誕生物語となる。予告編では、母親に「笑顔を忘れずに」と言われて育ったアーサーがコメディアンになり、ピエロの格好をして人々を笑わせようとしている姿が映し出される。だが、ごろつきにからまれ殴られてしまうアーサー。彼にはとびきりの笑顔を見せてくれる恋の相手ソフィー(ザジー・ビーツ)もいるようだが、アーサーの中で何かが起き、変わっていく。『バットマン』シリーズでおなじみの精神病院アーカム・アサイラムも登場する。
予告の後半で「自分の人生は悲劇だと思っていたが、喜劇だということに気づいた」と話すアーサー。一体彼の身に何が起こり、人々に恐れられる存在になっていったのか。ジャック・ニコルソンやヒース・レジャー、ジャレッド・レトなどが演じたジョーカーとの違いも気になるところだ。
バットマンの父親トーマス・ウェイン役は俳優のブレット・カレンが演じる。今回の予告編に一瞬登場するテレビ番組の司会者役で、俳優のロバート・デニーロも出演する。
『Joker(原題)』は10月4日(現地時間)より全米公開予定。