『リーサル・ウェポン』、シーズン3で打ち切りへ

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俳優のメル・ギブソンとダニー・グローヴァー共演の同名刑事アクションをドラマ化した『リーサル・ウェポン』。主演の1人、マーティン・リッグス役の俳優クレイン・クロフォードがシーズン2の終了と共にクビになるというトラブルが発生したが、米Fox局がシーズン3で打ち切ることを決めたという。
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映画版の設定と同じく、ロサンゼルス市警の刑事で、暗い過去のあるリッグスとベテラン刑事のマータフが凶悪犯罪に挑む海外ドラマ『リーサル・ウェポン』。リッグスを演じるクレインが撮影現場で問題行動を起こし、シーズン2で解雇されると、映画『アメリカン・パイ』シリーズの俳優ショーン・ウィリアム・スコットが起用となった。シーズン3では、ショーン演じる元CIAエージェントのウェスリー・コールが、マータフの新しい相棒として登場した。
Varietyによると、シーズン2の各エピソードの平均視聴者数が400万人強だったのに対し、シーズン3の平均視聴者数は300万人強と落ち込んだという。シーズン1の平均視聴者数は650万人だったとのことだ。
昨年の10月にはマータフ役の俳優デイモン・ウェイアンズが、Eurweb.comとのビデオインタビューでシーズン3での降板を示唆していたため、ドラマの存続が危惧されていた。結局、視聴率も低迷していたことから、局側は新しいキャラクターを立ててドラマを続けるよりも、打ち切る決断に至ったようだ。
シーズン3は15話構成となり、本国アメリカでは今年の2月に放送が終わっている。