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ハロプロ&アンジュルム卒業の和田彩花「一人で再びステージへ戻りたい」

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泣きながら熱唱するメンバーを最後までしっかり支える和田彩花(中央)
泣きながら熱唱するメンバーを最後までしっかり支える和田彩花(中央)

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 ハロー!プロジェクト及びアンジュルムのリーダーを務める和田彩花が、18日、東京・日本武道館で行われたコンサート「和田彩花卒業スペシャル 輪廻転生 〜あるとき生まれた愛の提唱〜」で卒業を迎えた。ハロプロエッグに加入してから15年間、アイドルとしての人生を歩んできた和田は「同じ場所にはいなくなるけど、アンジュルムのメンバーはずっと仲間」と1万2000人のファンを前に活動を振り返った。

【写真】アンジュルム・和田彩花 卒業コンサートの模様

 和田は2004年に行われた「ハロプロエッグオーディション」に合格。その後、2009年4月に結成した4人組ユニット・スマイレージのリーダーとしてグループデビューを果たし、2014年12月にアンジュルムへ改名。幾度かのメンバー変遷を経て、現在は12名で活動してきた。

 4月から全国11会場を巡った春ツアーのファイナルも兼ねた公演は、5月15日発売の最新アルバム『輪廻転生〜ANGERME Past, Present & Future〜』に収録された「赤いイヤホン」からスタート。和田のメンバーカラーである赤と黒を基調とした衣装をまとったグループは、1曲目から紅のレーザービームに包まれつつのパワフルなパフォーマンスで客席を沸かせた。

 続いて「愛さえあればなんにもいらない」「出過ぎた杭は打たれない」「恋はアッチャアッチャ」とシングル曲を歌い上げたのち、暗転した場内では、加入年代ごとに各メンバーを紹介するオープニング映像を上映。再びメンバーがメインステージへ戻り和田が挨拶を始めたかと思いきや、サブリーダーの中西香菜が「お話の途中ですが…」とさえぎり、サプライズゲストとして矢島舞美をステージへ呼び込んだ。

 元℃-uteメンバーで前ハロプロのリーダーも務めていた矢島。花束の贈呈と共に和田への思いを込めた手紙を読み上げたのち「最初の印象はフワフワで、リーダーの決意を聞いたら『ぜんぜん』って言い返されて。でも、グループの成長と共に、あやちょ(和田の愛称)自身の成長も感じていました」と吐露。

 さらに「苦労を人には見せなかったあやちょだけど、みんなが支えようと思ったのは今日が何よりもの証拠。アンジュルムとハロプロのリーダーは次のみんなに預けて、これからは自分の道を大切に歩んでください。本当に、今日までハロプロを守り続けてくれてありがとう」と、大役を務めた後輩に感謝とエールを送った。

 そして、メジャーデビュー曲「夢見る15歳」や「ミステリーナイト!」など4曲を歌い上げたのち、オフショットを交えたメンバー紹介を上映。その後、スマイレージ時代からの曲である「スキちゃん」「私、ちょいカワイイ裏番長」など5曲のメドレーを変則的なメンバー編成で披露し、最後に和田がソロで披露した「シューティングスター」の終盤でふたたび全員が合流した。

 続いて披露した「交差点」では、勝田里奈が自分のパートで声をつまらせ、終盤では次期リーダーである竹内朱莉が涙ぐみながら和田に寄り添う一幕も。さらに「夢見た15年」でも、大サビ前のパートを担当する室田瑞希と上國料萌衣が涙ぐむシーンがスクリーンに映し出された。

 その後のMCでは、昨年加入した太田遥香が「初めての武道館で緊張していたけど、楽しくて吹き飛びました」と吐露。また、この日の主役である和田が「(曲中に)みんなが泣きすぎて、涙が引っ込みました」と答えて笑いを誘い、勝田が「大号泣しすぎていて、竹が卒業するのかと思いました」とイジると、当の竹内も「誰ですか? 泣いてたの?」ととぼけてみせた。

 そして、パフォーマンスに戻ったグループは「次々続々」「ドンデンガエシ」「マナーモード」「泣けないぜ・・・共感詐欺」「大器晩成」とライブの定番曲連発で盛り上げ、本編を終了した。

 アンコールでは、真っ赤なサイリウムの光に照らされた客席がしばしの“あやちょコール”に包まれるなか、和田が一人でインディーズデビュー曲『ぁまのじゃく』を披露。曲中でサブステージからメンバーの待つメインステージへ戻ったのち、武道館の客席をあおぎ見るかのように卒業への思いを述べた。

 グループについて「アンジュルムに入って『みんな違っていていい』と気が付いた」とアンジュルムの個性を認めた和田は「頭を悩ませた」と本音も告白。

 「食べ残したモノを誰が片付けるのかとか、むろ(室田)がスマホや新幹線のチケットを忘れたりと、正直みんなから目が離せなかった」と裏話を明かしながらもメンバーへの感謝を伝え、「女性のあり方を見つめ直しながら、アイドルの解釈の幅を広げるために再びステージへ戻りたい」と決意を語った。

 その後、「旅立ちの春が来た」を歌い終えてからの挨拶では、次期リーダーの竹内が「明日からリーダーでも、今日が終わるギリギリまではやれません。わだちょ(和田の愛称)の次はプレッシャーが大きい」と涙ながらに本音を吐露。「自分たちがどん底だった時代に戻らないように頑張るので、ずっと心配していてください」と伝え、和田も「今日が終わるまではリーダーとして、これからはアンジュルムの“第二章”を見守っていきたい!」とメンバーにエールを送った。

 そして、「46億年LOVE」「友よ」を歌い上げてメンバー全員がステージを降りたが、観客からのコールに応え、和田が再度ステージに上がり、客席へ向かって笑顔でお辞儀をしてステージを降りた。なお、この日会場には、アンジュルム好きを公言する女優の蒼井優と、今月結婚をした南海キャンディーズ・山里亮太が駆けつけたほか、元メンバーの小川紗季、前田憂佳、福田花音、田村芽衣、相川茉穂も、和田のグループ活動最後のステージを見届けた。

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