ラッセル・クロウ、『ロード・オブ・ザ・リング』の出演を断った理由を告白

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ピーター・ジャクソン監督が手がけた人気シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』3部作。俳優のラッセル・クロウは、最終的に俳優のヴィゴ・モーテンセンが演じたアラゴルン役のオファーを断ったが、それはジャクソン監督の心の内を察したからだという。
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ラッセルは人気DJのハワード・スターンのラジオ番組『The Howard Stern Show(原題)』に出演。オファーを断った作品の1つとして、『ロード・オブ・ザ・リング』を挙げられ、売上の10%がボーナスとして入ってくる作品を断った理由を尋ねられると、「ピーター・ジャクソンが僕の出演を望んでいないと感じたからだ」と説明した。
「彼は僕と話すように強要されたと思ったからだ。当時は、誰もが僕を映画に出演させたがった時期だったが、監督は僕と同じニュージーランド出身だったから、僕には彼の心の声が聞こえたんだ」とラッセル。「彼と電話で話して、“この人は僕が何の作品に出演していたかさえ、分かっていない”と感じた。直感で彼が他の俳優を考えていることが分かった。それがヴィゴだった。監督は自分が望む俳優を起用できるべきだと思う」と続けている。
ラッセルの起用は監督ではなく、スタジオ側の要望だったと感じたラッセル。ハワードの計算だと、ボーナスで1億ドル(約108億円)は貰えたことになるそうだが、そうやってインタビューで持ち出されない限り、大金を逃したと思うことはないそうだ。