『トイ・ストーリー4』“リアルウッディ”唐沢寿明の本音&所ジョージから見た共通点とは

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ディズニー/ピクサーの『トイ・ストーリー』シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』より、1作目から声優を務める唐沢寿明(ウッディ役)と所ジョージ(バズ役)のコメントが到着。“リアルウッディ”と称される唐沢のキャラクターとの共通点などについて語っている。
【写真】『トイ・ストーリー4』場面写真
23年以上ウッディを演じている唐沢は、ウッディと顔が似ていることや、子どもからもウッディと言われることなどから“リアルウッディ”との呼び声も多い。唐沢は「ウッディと顔が似ているとか、子供がウッディの人形を持ってきてくれる」と明かし、「すごく嬉しいけど俳優としてはウッディに顔が似ていたら困るよね(笑)」と喜びつつ、「でも俳優としての自分の立ち位置とウッディの立ち位置は似ている気がします」と分析する。
続けて「主役っていなきゃいけないけど、ウッディも僕も“俺が俺が”という感じではない点が共通していると思います。ウッディってどこかクラシックだから、男の子はやっぱり羽が出たり、レーザーが鳴ったりするバズの方が好きだと思う。それに僕はイケメンじゃなくて“イケメンな雰囲気”があるだけ(笑)。ウッディと似ているといわれるのはそういう感じなのかな」とウッディと自身の共通点について謙遜しながら語った。
そんな唐沢と、23年以上も“相棒”としてシリーズを一緒に歩んできた所は「唐沢くんはとても真面目。何事にも真っすぐな性格はウッディと似ていると思う。それにウッディは人間っぽい感情豊かなキャラクターだから、僕には演じられない。素晴らしい抜擢だと思う」と自身が考える唐沢とウッディの共通点を明かした。
シリーズを通して固い友情で結ばれてきたウッディとバズ。本作では新しい持ち主ボニーの手元に渡り、今までとは違う状況になっており、新しい手作りおもちゃフォーキーと出会うことで新たな冒険が始まっていく。
唐沢は本作でのウッディとバズの関係について「友情や信頼関係は相変わらずですが、今回は立場が逆なんです。いつもはウッディがバズに『ちゃんとしろよ』って言う立場ですが、本作ではバズが意外と冷静にウッディに説得するというか諭すんです」と明かし、「本当にもうおもちゃのキャラクター同士の話ではなくなっていて、過去に観て大人になった人たちが今見ても説得力のある話になっているし、子供ももちろん楽しめて、スケール感もすごいです」と太鼓判を押している。
映画『トイ・ストーリー4』は7月12日より全国公開。