新田真剣佑&北村匠海ダブル主演 映画『サヨナラまでの30分』公開決定

関連 :
俳優の新田真剣佑と北村匠海がダブル主演を務める映画『サヨナラまでの30分』の製作が発表された。2020年正月第2弾での公開が予定されている。
【写真】「新田真剣佑」フォトギャラリー
2人の共演はドラマ『仰げば尊し』(2016)、『僕たちがやりました』(2017)、映画『OVER DRIVE』(2018)、『十二人の死にたい子どもたち』(2019)に続き5作目。プライベートでも仲が良い2人が、青春音楽ラブストーリーとなる本作で、演技だけでなく歌唱と楽器演奏でも新境地に挑む。
新田が演じるのは、1年前に死んだバンドミュージシャンのアキ。明るくて物おじせず、率先して人を引っ張っていく前向きな性格だ。北村が演じるのはアキとは正反対の性格で、人と関わる事が苦手な大学生の颯太。そのせいで就職活動の面接は失敗ばかり。ある日、颯太はカセットテープを拾う。それが再生されるたった30分間だけ、颯太の体の中身は死んだはずのアキになる。出会うはずのない2人をつないだカセットテープはアキが遺したものだった。颯太の体を借りて、アキは恋人やバンド仲間に会いに行く。それは颯太と彼女との出会いでもあった。アキと颯太の歌が彼女に届くとき、3人の世界が大きく変わり始める―。
新田は「アキと颯太というキャラクターは僕たちのプライベートの性格とよく似ていて、アキは新田真剣佑、颯太は北村匠海君そのままだと思います。そんな北村君という役者と、また新しく違う役で絡めることが一番嬉しいです」。北村は「お互いにないものを持っているアキと颯太2人の関係性が、プライベートで新田さんと過ごしている空気感と凄く近いので、本読みの段階でも演技というよりも、ずっと彼と会話しているような気持ちでした」とコメントしている。
解禁されたキャラクター写真では、明るいアキが、嫌そうな顔をした颯太の肩を無理やり抱いている様子が写し出されており、正反対の性格の2人がどのようなドラマを見せるのか期待させるカットとなっている。
新田は本作で歌声も披露するほか、バンド演奏シーンのためにギターにも挑戦している。音楽グループ「DISH//」で Vo./Gtを務める北村は、歌だけでなくピアノにも挑戦。本作でしか見ることのできない歌唱・演奏での新田×北村の密度の濃い競演が期待される。
監督は映画『東京喰種 トーキョーグール』の萩原健太郎。脚本を映画『君と100回目の恋』、ドラマ『忘却のサチコ』の大島里美が務める。撮影は6月末から開始しており、オールロケで行われる。
映画『サヨナラまでの30分』は2020年正月第2弾公開予定。