『ロストボーイ』ドラマ版、キャスト入れ替えでパイロット版の作り直しか

米CW局が進めている1987年作『ロストボーイ』のドラマ化。パイロット版が製作されたが、そのままではシリーズ化されないことが明らかになった。ほとんどのキャストを入れ替えて、作り直す方向で動いているという。
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ジョエル・シューマカー監督がメガホンを取った映画『ロストボーイ』は、カリフォルニア州の海辺の町を舞台に、アリゾナから越してきた兄弟マイケルとサムが、町に潜むヴァンパイアと対立するというストーリーだ。
映画版ではマイケルが吸血鬼化するため、サムは友達になったエドガー&アラン・フロッグ兄弟と力を合わせて、マイケルを人間に戻そうとするが、パイロット版ではフロッグ兄弟の性別が入れ替わり、フロッグ姉妹となって女優のシャイアン・ヘインズとヘイリー・チューが演じていた。
Deadlineによると、製作のワーナー・ブラザースTVは2名以外の全キャストの契約を解除したという。残った2名は俳優のダコタ・シャピロと女優のメダリオン・ラヒミ。ダコタは映画版で俳優のキーファー・サザーランドが演じたヴァンパイアのデイヴィッド、メダリオンは女優のジェイミー・ガーツが演じた美女スターの別バージョンとなるステラを演じる。
脚本のてこ入れと新しいキャストの選考がスムーズに進めば、年内中にパイロット版の撮り直しが進められる見込みとのことだ。