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高良健吾「久しぶりに痛々しいヒリヒリした役が来た」30代初の映画に手応え

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(左から)『アンダー・ユア・ベッド』舞台挨拶付き完成披露上映会に登場した西川可奈子、高良健吾
(左から)『アンダー・ユア・ベッド』舞台挨拶付き完成披露上映会に登場した西川可奈子、高良健吾 クランクイン!

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 俳優の高良健吾が4日、都内で主演映画『アンダー・ユア・ベッド』の完成披露上映会の舞台挨拶イベントに登壇。自身が演じた主人公に対する浅からぬ思いや、プライベートでのこだわりなどについて話した。

【写真】『アンダー・ユア・ベッド』舞台挨拶付き完成披露上映会フォトギャラリー

 本映画は、小説家・大石圭の人気同名小説を原作とするR18指定の現代劇にして、「リミッターを外せ!」をテーマに、タブー視されるテーマに取り組むKADOKAWAとハピネットの共同企画「ハイテンション・ムービー・プロジェクト」の第2弾。孤独な男・三井直人(高良)が、学生時代に唯一「名前を呼んでくれた」女性・千尋(西川可奈子)に、狂気的な愛情を募らせる様を描く。

 本イベントには高良や西川の他、安部賢一、三宅亮輔、安里麻里監督が出席した。

 高良は「30代最初の年の作品だったので、いろいろな思いが詰まっている。自分ではあまり持ったことがないような、『結果が欲しいな』という欲がちょっとあった現場だった」とあいさつし、「10代、20代とやってきて、30代になった最初の1年目って、『そういう気持ちが出るんだなぁ、自分』と発見だった」とコメント。三井という役どころについて「久しぶりに、自分にこういう痛々しいヒリヒリした役が来たなと思った」と明かし、自身の演技に対する心境の変化を熱弁した。

 主人公に追いかけられる高嶺の花を演じた西川は、劇中のDVシーンの撮影などに言及。旦那の健太郎を演じた安部との事前の打ち合わせは「ほとんどしてない」と信頼感をにじませつつも、「段取りにないビンタが何発来たか…(笑)。でもそれが私はありがたかった。リアルなリアクションができた」と述懐した。安部は「『大丈夫!?』って話をしたら、平気な顔で『はい、大丈夫です。もっとやってください』と言ってくれる」と述べた。

 他方、西川と安部の迫真のDVシーンを、ベッドの真下で“観察”していた高良は「(ベッドが)きしんでましたね…」とほほ笑み、「『ここまで見せるんだ』と思った。悲惨なこととか、痛々しいものは隠して、より伝えるのが自分の好み。でも、『この映画は全部は全部見せていくんだな』と思って、ついていった。自分も怖いもの見たさだった。そういう感じでずっとベッドの下にいた。本当にけっこういたんすよ」と話し、会場の笑いを誘った。

 会場では、本作にちなんで、一部キャストが“影でコッソリしている密かな楽しみ”を告白。高良は、最近「ズボンの丈が気になる」と告白。「5ミリとか1センチとかって、相当違う。同じ形のパンツを買って、(サイズを)変えていく、というのが楽しい。そういう丈とか気になりだして…」と本作の主人公さながらのこだわりを垣間見せた。

 終盤には、高良が西川へ花束をプレゼントした他、原作者・大石のメッセージをサプライズ発表。「この映画には、僕の表現したかったことの全てが、ほんの少しも端折られることなく、完全に凝縮されていた。小説よりさらに凄みのあるものになったと感じる」などと称賛を受け、高良は「この現場は熱量が異様だった。それがフィルムにも映っていて、人にも伝わるのはうれしい」と喜びをあらわに。西川は涙をこぼした。

 映画『アンダー・ユア・ベッド』は、7月19日より全国順次ロードショー。

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