佐藤仁美、マッツ・ミケルセンの“寒冷地あるある”に共感

関連 :
俳優のマッツ・ミケルセンと女優の佐藤仁美が12日、都内で行われた映画『残された者‐北の極地‐』ジャパンプレミアに出席。極寒の地での“あるある”話に花を咲かせた。
【写真】来日し笑顔を見せるマッツ・ミケルセン
本作は、飛行機が墜落し北極で窮地に立たされた男を描くサバイバル映画。極寒の白い荒野にたった1人取り残された男の、極限状態の中での「生」に向けた決意の旅を描く。
ファンの歓声に出迎えられ登場したマッツは「この作品を日本で観ていただけるということに、“スーパーわくわく”しています。それは日本の作品とこの作品に僕が共通点を見出しているからで、この作品に日本のタッチをすごく感じるんです」とコメント。
またMCから、マッツが今月6日から日本に滞在していたということが明かされると、マッツは「京都に行って自転車でいろいろ周っていました。デンマークでは自転車の移動は割りと普通のことなのですが、9時間くらい自転車で移動したときには周りから驚かれました」と笑った。
アイスランドで行ったという撮影については「とても厳しい撮影でした。風がとても強く、孤独を感じる現場でした」と吐露。天候の変化も激しかったそうで「35日間の撮影の予定が、19日間しか撮影できなかったんです。嵐を作品に使おうと思うと突然お日さまが出てくる。お天気のなかで撮ろうと思うと雪が降ってしまう。途中で諦めて、フレキシブルに撮影するというスタイルにしました」と振り返った。
その後、MCからスペシャルゲストが呼び込まれると、佐藤が花束を持って登場。佐藤はマッツとハグを交わすと「素直にかっこいいですね。ハッピーオーラがすごい」とため息を漏らした。
6年前、カナダの街・レゾリュートに行ったという佐藤は、マッツが「寒さというより風が大変」「寒すぎて食べることも忘れる」と寒さゆえの苦労を話すたびに「分かります!」と力強く共感。寒冷地を過ごしたという共通点で盛り上がっていた。
映画『残された者‐北の極地‐』は11月8日より全国公開。