得体の知れない女の恐怖がクロエ・モレッツを襲う『グレタ GRETA』新カット解禁

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女優のイザベル・ユペールとクロエ・モレッツが初共演にしてダブル主演を果たす映画『グレタ GRETA』より、2人のさまざまな視線が写し出される場面写真が一挙公開された。
【写真】ユペール&クロエの刺激的なシーン続々! 『グレタ GRETA』新カット
本作は、映画『クライング・ゲーム』でアカデミー賞脚本賞を受賞した異才ニール・ジョーダンが監督と脚本を務めるスリラー。どこか薄幸なムードを漂わせる未亡人グレタを、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『エル ELLE』など出演作がことごとく話題を集めるイザベルが演じ、ハリウッド若手スターの中で人気・実績ともにトップを走り続けるクロエが、グレタにバッグを届け、彼女に亡き母への愛情を重ねる純真なフランシス役を務める。
ニューヨークの高級レストランでウェイトレスとして働くフランシス(クロエ)は、帰宅中の地下鉄の座席に誰かが置き忘れたバッグを見つける。持ち主は、都会の片隅にひっそりと孤独に暮らす未亡人グレタ(イザベル)。彼女の家までバッグを届けたフランシスは、彼女に亡き母への愛情を重ね、年の離れた友人として親密に付き合うようになる。しかしその絆は、やがてストーカーのようなつきまといへと発展し、フランシスは友人のエリカ(マイカ・モンロー)と共に恐ろしい出来事に巻き込まれていく。
今回解禁となった8点の場面写真には、眠るフランシスの肩を抱き寄り添うように目を閉じるグレタという衝撃の1枚をはじめ、完全な無表情で窓の外に向かって手を上げるグレタや、床に倒れこみ虚ろな視線で前を見つめるフランシスなど、刺激的なカットが多数含まれる。さらに左手だけ手袋をしてピアノの鍵盤に向かうグレタや、フランシスが同居する友人エリカの自宅で深刻な表情で会話を交わす様子など、想像力が掻き立てられるだけでなく、ふたりの迫真の演技を垣間見れるものとなった。
フランシスを演じるクロエは、「長年、目にしたことがない作品だと興奮を覚えた。1980年代や90年代の映画のようで、本物の演技、真実の瞬間がスリリングで恐ろしい経験に詰め込まれている」と本作の脚本を初めて読んだ時の喜びを語っている。
併せて、本作のムビチケカードのビジュアルも公開。9月20日に発売されるカードは、フランシスがグレタのもとに届けるグリーンのバッグが釣り針にかけられ糸で垂らされ、グレタの恐ろしい本性を感じさせる戦慄のデザインとなっている。
なお、本作が、10月28日に開幕する第32回東京国際映画祭の特別招待作品として上映されることも発表された。
映画『グレタ GRETA』は11月8日より全国公開。