芦田愛菜、5年ぶりの実写映画主演 『星の子』で大森立嗣監督とタッグ

関連 :
女優の芦田愛菜が、芥川賞作家・今村夏子の原作を大森立嗣監督が映画化する『星の子』で主演を務めることが発表された。芦田が実写映画に主演するのは5年ぶりとなる。
【写真】映画『星の子』原作書影
最新作『むらさきのスカートの女』で、令和初となる第161回芥川賞を受賞した気鋭の小説家・今村の原作を初めて映像化する本作。監督・脚本は、映画『さよなら渓谷』(2013)が第35回モスクワ国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、樹木希林の遺作の1本となった映画『日日是好日』(2018)で報知映画賞最優秀監督賞を受賞した大森が担当する。
中学3年生の主人公・ちひろを、5歳で出演したドラマ『Mother』(日本テレビ)で脚光を浴びて以降、数々のドラマ、映画で天才子役の名を欲しいままにし、ハリウッドデビューも果たしている芦田が演じ、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(2014)以来、5年ぶりに実写映画に主演する。
⼤好きなお⽗さんとお⺟さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった“あやしい宗教”を深く信じてしまっている。思春期を成⻑していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く…。
芦田は「私が演じさせて頂くちひろは、少しずつ自分の環境に違和感を感じつつも、悩みながら素直に物事をうけとめて真っ直ぐに生きている女の子だと思います。これからちひろをどんな風に演じていくか、そしてこの映画の中で“信じる”という事は何なのか? ちひろと共に探していきたいと思います」とコメントを寄せている。
映画『星の子』は2020年全国公開予定。