『病室で念仏を唱えないでください』今夜スタート 伊藤英明が命と心を救う!

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俳優の伊藤英明が主演し、中谷美紀、ムロツヨシが共演するドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系/毎週金曜22時)が今夜スタート。伊藤が演じる僧侶で救命救急医の主人公が、命と心を救う姿を描く。
【写真】『病室で念仏を唱えないでください』第1話場面写真
小学館「ビッグコミック増刊号」で連載中のこやす珠世による同名漫画を実写化する本作は、僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円(伊藤)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う、1話完結形式の医療ヒューマンドラマ。主演の伊藤が初の僧侶役に挑むほか、伊藤と同学年にあたる中谷、ムロが初共演し、さらに松本穂香、片寄涼太、唐田えりか、土村芳、堀内健、宮崎美子、泉谷しげる、萩原聖人、余貴美子らが脇を固める。
あおば台病院救命救急センターのホットラインが鳴った。乗用車による交通事故の救急患者が運び込まれることになり、スタットコールが病院内に響き渡る。救命救急センターの医師・三宅涼子(中谷)、研修医・田中玲一(片寄)、整形外科医・藍田一平(堀内)たちが処置に追われる中、僧衣にスニーカーの男が全速力で走り込んで来た。
この男こそ、救命救急センターに勤務する僧侶でありながら救命救急医の松本照円(伊藤)だ。何かにつけて念仏を唱えたり説法をしたりすることで患者だけではなく同僚からも煙たがられてしまうが、本人は医師としても僧侶としても明るく真面目に取り組んでいる。
一刻を争う事態の中、松本は事故を起こした乗用車に乗っていた男女の1人、容子の処置にあたっていたところ、容子の息子・将太(大西利空)が駆け付ける。しばらくすると、容子と同じ車に乗っていた男性の妻が現れた。妻は、救命救急センター長の玉井潤一郎(萩原)や病棟クラークの小山内みゆき(唐田)に「浮気ですよね?」と詰め寄る。その様子を見ていた将太は思わず「男ができて、俺たちのこと、どうでもよくなったんだ! 俺たちを捨てたバチが当たったんだ…死ねばいい」とヤケになってしまう。そんな将太に松本は説法を始めるが、気持ちは伝わらなかった。
一方、児島眞白(松本)がいる心臓血管外科に大学病院から濱田達哉(ムロ)が出向してきた。理事長の澁沢和歌子(余)は、海外でも活躍した有能な心臓血管外科医である、濱田を病院に迎えることができたことを喜び、病院は大きな変化を迎えようとしていた。
容子は一命をとりとめたものの、意識は戻らずICUに入ったまま。しかし翌日、容子の容体が急変し、脳死状態に。松本はためらわず「家族なんだから」と13歳の将太に決断を求める…。
金曜ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』第1話は、TBS系にて本日1月17日22時放送(初回15分拡大)。