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中村倫也『水曜日が消えた』、7人の“僕”を取り巻く謎たち…予告&ポスター解禁

映画

 俳優の中村倫也が1人7役に挑戦する映画『水曜日が消えた』より、予告とポスタービジュアルが解禁された。予告は、7人の“僕”を取り巻く人物が次々と登場し、物語の謎に関わっていく姿がサスペンスフルに描かれている。

【写真】主演の「中村倫也」フォトギャラリー

 中村が演じる本作の主人公は、1人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている7人の“僕”。他の“曜日”とは直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っている。そのうちの最も地味でつまらない1人、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく世界の物語だ。メガホンをとるのは、映画『君の名は。』にCGクリエイターとして参加した映像作家の吉野耕平。

 7人の“僕”を知る元同級生・一ノ瀬を石橋菜津美、物語の鍵を握る図書館司書・瑞野を深川麻衣が演じる。そのほか、7人の“僕”を少年時代から見守る医師にきたろう、新任医師・新木役に中島歩、“月曜日”の友人・高橋役には4人組バンド「ゲスの極み乙女。」のメンバーである休日課長が扮する。

 今回解禁された予告は、主人公の“火曜日”が「毎日言っていることが違うから、ろくに友達ができない」と語るなど、曜日ごとに入れ替わる7人の暮らしの様子がコミカルに描かれる場面から始まる。しかしそんなある日、“水曜日”が消えたことで事態は急展開。「あなたの中で異変が起きています」と忠告する医師・新木(中島)、「水曜日に来てたんだ」と意味深な発言をする一ノ瀬(石橋)、さらに瑞野(深川)や安藤(きたろう)など7人の“僕”を取り巻く人物が次々と登場し、“僕”をめぐる謎に交わっていく姿が映し出される。

 最後は、「仲間っていうか共犯者?」と話す“僕”のうちの誰かがスマホの画面に映るシーンに続き、「僕を見張れって?」とつぶやく主人公の姿で終了。謎が謎を呼ぶ展開で、物語の行方に興味が高まる映像となっている。

 ポスタービジュアルは、7人の“僕”を演じる中村の顔の前にガラス状の亀裂が入ったデザイン。曜日ごとに入れ替わる主人公を表現した、サスペンスフルな雰囲気漂うビジュアルとなっている。

 映画『水曜日が消えた』は5月15日より全国公開。

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