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ジャルジャル・後藤淳平、映画単独初主演『ロックンロール・ストリップ』公開決定

映画

 お笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平が主演を務める映画『ロックンロール・ストリップ』が、今夏、全国で順次公開されることが決まった。後藤の映画単独主演は初めて。

【写真】ジャルジャル・後藤淳平が主演する映画『ロックンロール・ストリップ』原作書影とロゴビジュアル

 本作は、大阪のストリップ劇場を舞台に、映画監督を夢見る劇団座長が、売れない劇団員たちとともに奇跡のパフォーマンスを繰り広げる、痛快エンターテインメント。原作は作家で俳優の木下半太による同名の自伝的小説(小学館文庫・刊)で、原作者の木下自身が長編映画監督デビュー作としてメガホンを取る。

 木村勇太、25歳。夢は映画監督。今は売れない劇団をやりながら、大阪市K区寿町でバーを経営している。ある日の閉店間際、「冬音」という見慣れぬ美女が店にやってきた。ストリッパーだという彼女は、勇太にストリップ劇場で前座をやってほしいと頼むのだった。なんとか劇場を満員にしたい、力を貸してほしいと。そこから勇太たち劇団員4人の、場末の劇場を舞台にした、笑いあり、涙ありの悪戦苦闘の日々が始まった―。

 主演の後藤は「監督の自伝的小説の映画化ということでかなりのプレッシャーがありましたが、監督の下積み時代の話が、僕の下積み時代の話とかなり重なる部分があったので思い切ってチャレンジさせてもらいました」とコメント。

 また、撮影の様子については「『映画監督になりたいんです。』という台詞があったのですが、それを実際に映画監督になった監督が撮影しているという状況に鳥肌が立ちました。目をキラキラさせて撮影している監督に引っ張られるように、出演者もスタッフさんも全員目がキラキラしていました」と話し、「スクリーンからもそのキラキラは必ず伝わります! そして観ているお客さんの目もキラキラさせることでしょう! まだ何者でもない若者ががむしゃらに夢を追う姿は尊い!」としている。

 映画『ロックンロール・ストリップ』は今夏、全国順次公開。

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