NHK、『エール』『麒麟がくる』収録の一時休止を発表 コロナウイルス感染拡大予防のため
エンタメ
NHKは1日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、俳優の窪田正孝主演の連続テレビ小説『エール』（NHK総合／毎週月曜〜土曜8時ほか）、長谷川博己主演の大河ドラマ『麒麟がくる』（NHK総合／毎週日曜20時）の収録を当面見合わせることを発表した。
【写真】『エール』窪田正孝、二階堂ふみにフラッシュモブでプロポーズ
NHKは、「新型コロナウイルスの感染が拡大する中、出演者の方々や番組スタッフの安全に配慮するとともに、感染拡大の予防に努めていくため、NHKは、本日（1日）以降予定していた、大河ドラマ『麒麟がくる』と連続テレビ小説『エール』の収録を当面、見合わせることとしました」と発表。
「ドラマ番組の収録に際しては、これまでも感染予防対策を徹底してきましたが、大河ドラマと連続テレビ小説は、出演者とスタッフの数が多く、演出上、安全対策にも一定の限界があると判断しました」という。
現段階で両ドラマ関係者に「感染の疑いのある人は出ていません」といい、「今回の措置は、あくまでもNHKの自主的な判断により、感染予防を最優先に収録の一時休止を決めたものです」と説明している。
収録の見合わせは、「当面、4月12日までとし、以降は状況を見ながら判断してまいります」とのことで、「直ちに放送が休止することにはなりませんが、今後の放送予定については、番組表や番組ホームページ等で適宜、お知らせいたします」と知らせた。
同局のほかのドラマ番組については、「収録場所や内容など、個別の状況を総合的に勘案して、収録の継続を判断します」としている。
連続テレビ小説『エール』は今週3月30日よりスタートしたばかりで、今日1日までに第3回まで放送。大河ドラマ『麒麟がくる』は3月29日に第11回が放送された。
