今夜『コウノドリ』傑作選放送 綾野剛が中学2年生の妊婦・山口まゆと向き合う
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新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、4月期新ドラマのスタート日が延期となっていることを受け、TBSでは本日4月10日22時から、綾野剛主演のドラマ『コウノドリ』傑作選が放送される。今夜放送される第1期第5話では、綾野が中学2年生の妊婦と向き合う姿が描かれる。
【写真】2015年放送の『コウノドリ』第1期第5話場面写真
綾野が産婦人科医であり天才ピアニストでもある主人公を演じた『コウノドリ』は、「モーニング」(講談社)にて人気連載中の鈴ノ木ユウが描く同名のヒューマン医療漫画が原作。産科医療の現場をリアルに描いて好評を博し、2015年、2017年と2期にわたって放送された。今回の傑作選では、2期分全21話の中から選りすぐりの回を放送する。
産科と新生児科をまとめる周産期母子医療センターのセンター長を務める今橋貴之(大森南朋)のもとへ、“NPO法人ツグミの会”の代表者が訪れた。ツグミの会は、親の養育が受けられない子供と、子供が欲しくても授からない夫婦をつなぐ、特別養子縁組をサポートする会。中絶や虐待、産み捨てからより多くの赤ちゃんを守るため、ペルソナ総合医療センターの協力を得たいという。
そんな折、院長・大澤政信(浅野和之)の紹介で、中学2年生の少女・吉沢玲奈(山口まゆ)が、母親の昌美(中島ひろ子)に連れられて鴻鳥サクラ(綾野)の診察を受けにきた。玲奈は妊娠8ヵ月。すでに堕胎できない状況の玲奈に、サクラは若い年齢での出産について丁寧に説明しようとするが、本人はまるで他人事。自分が母親になるという覚悟もなければ、新しい命が宿っている自覚すらない様子。
お腹の子の父親・元倉亮(望月歩)も同級生で、当事者2人がまだ中学生のため、今後のことを両家の親が話し合ったというが、亮の父親の一方的な発言で話は平行線。赤ちゃんを誰が育てるのか決まらないままだ。
一方、サクラは懐かしい人と偶然の再会を果たす。蘇った幼い頃の記憶の中には大切な人たちとの優しい時間があった。
日に日に大きくなっていく玲奈のお腹。幼い2人の赤ちゃんは、どんな運命をたどるのか…。
ドラマ『コウノドリ』傑作選はTBS系にて今夜4月10日22時放送。