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大林宣彦監督をしのんで NHK、撮影現場に密着番組など放送決定

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『最後の講義』での大林宣彦さん
『最後の講義』での大林宣彦さん(C)NHK

 NHKは、4月10日に82歳で死去した映画監督の大林宣彦さんをしのんで、『最後の講義「大林宣彦」』(BS1/4月16日23時)、『大林宣彦監督をしのんで』(総合テレビ/4月19日15時5分)、『ETV特集「青春は戦争の消耗品ではない 映画作家 大林宣彦の遺言」』(Eテレ/4月25日24時30分)の3本の関連番組を放送することを決定した。

【写真】追悼放送される番組での大林宣彦監督の様子

 2018年3月11日に放送された『最後の講義「大林宣彦」』は、「人生最後だったら、何を語り残すのか?」をテーマに、各界の権威が特別授業を行う番組『最後の講義』に大林監督が登壇した際の様子を収録したもの。ガンで余命3ヵ月の宣告を受けた後も次々と新作を作り続けた大林監督が、映画づくりを志す若者たちに、黒澤明との約束、小津安二郎の東京物語に込めた物語、壮絶な戦争など、感動のメッセージを語る。

 『大林宣彦監督をしのんで』では、『目撃!にっぽん「それでも僕は映画を撮る~監督・大林宣彦 80歳の決意~」』(2018年10月7日放送)と、『クローズアップ現代+「大林宣彦監督 生きる覚悟」』(2019年11月28日放送)の2本を併せて放送。『目撃!にっぽん「それでも僕は映画を撮る~監督・大林宣彦 80歳の決意~」』は、自身のガンと向き合いながら、故郷・広島県尾道市で新作を撮影する大林監督に密着したもの。

 『クローズアップ現代+「大林宣彦監督 生きる覚悟」』は、がんで余命宣告を受け「遺作」と呼ぶ映画を完成させた大林監督に、NHKが2年に渡り密着取材を行った番組。大林監督は、広島で開催された国際映画祭に新作を携えて参加、尾道にも帰郷する。新作で常盤貴子や満島真之介など若手俳優に志を伝えるなど、身体は衰えても執念は決して衰えていない大林監督。その根底には、戦争を経験した人間としての責任や黒澤明監督から託された「遺言」があった。病身を押しての旅路をともに辿りながら、作り手としての責任を最後まで果たしていきたいという大林監督の強いメッセージに迫る。

 『ETV特集「青春は戦争の消耗品ではない 映画作家 大林宣彦の遺言」』は、当時79歳の大林宣彦監督が、撮影前日にガンが発見されながらも、43作品目の映画『花筐/HANAGATAMI』の完成まで、全く妥協することなく映画作りに身を捧げた日々に密着した番組。華麗でポップな映像世界で知られた大林監督が、なぜ戦争を描いたのか。そこには軍国少年だった頃の記憶、そして青春を戦場で過ごした父の姿があった。

 『最後の講義「大林宣彦」』はBS1にて4月16日23時、『大林宣彦監督をしのんで』は総合テレビにて4月19日15時5分、『ETV特集「青春は戦争の消耗品ではない 映画作家 大林宣彦の遺言」』は、Eテレにて4月25日24時30分放送。

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