“皆、狂うほどに餓えている―”戦慄の実話『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』公開決定
関連 :
スターリン体制下のソ連に、命がけで立ち向かったイギリス人ジャーナリストの戦慄の実話を描いた『MR.JONES(原題)』が、邦題を『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』として8月14日より公開されることが決定。併せて、極寒の凄惨な大地を写した日本版ポスタービジュアルも解禁された。
【写真】実力派イケメン英国俳優「ジェームズ・ノートン」フォトギャラリー
秘密主義の独裁国家“ソビエト連邦”に潜入した実在のイギリス人ジャーナリスト、ガレス・ジョーンズが、その“偽りの繁栄”を暴こうと命をかけて闘う様を描く本作。映画『僕を愛したふたつの国/ヨーロッパ ヨーロッパ』『太陽と月に背いて』『ソハの地下水道』などで知られるポーランド出身のアグニェシュカ・ホランド監督がメガホンをとり、息もつかせぬサスペンスフルな語り口と陰影豊かなビジュアルで、ジョーンズの不屈の闘いを描き出す。
主人公のジョーンズを演じたのは、実力派イケメン英国俳優のジェームズ・ノートン。ドラマ『グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』や、NHKでも放映されたBBC制作の大作ドラマ『戦争と平和』で主演を務め、次期ジェームズ・ボンド役とも噂される注目の若手俳優だ。
そのほか、ニューヨーク・タイムズのモスクワ支局に勤める女性記者エイダをヴァネッサ・カービー、ニューヨーク・タイムズのモスクワ支局長であり、ピューリッツァー賞も受賞したウォルター・デュランティをピーター・サースガードが演じる。
解禁された日本版ポスタービジュアルは、強い意志を感じさせる真っすぐな眼差しを向けるジョーンズ(中央)、斜めから様子を伺う表情のエイダ(右)、ジョーンズの陰に隠れ前を睨むウォルター(左)の3人をメインに配置したもの。その下には、寒空の中厳しい表情で前を浮かべるウクライナの人々の写真。横には「皆、狂うほどに餓えている―」のキャッチコピーも添えられ、その地に暮らす人々の苦悩と、不屈のジャーナリストたちの闘いを予感させる含蓄に富んだビジュアルとなっている。
映画『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』は8月14日より全国公開。