映画『るろうに剣心 最終章』、2021年GWへ公開延期 佐藤健「申し訳ない気持ちです」
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俳優の佐藤健が主演する、大ヒットシリーズの最新作『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が、新型コロナウイルスの感染拡大による国内の事態を受け、公開が延期されることが発表された。2021年のゴールデンウィークに2部作連続での公開を予定している。
【写真】新たに解禁された『るろうに剣心』佐藤健と武井咲のツーショット
本作は、和月伸宏の漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(集英社ジャンプコミックス刊)を大友啓史監督が実写化した劇場版シリーズ。「最終章」では、原作の最後のエピソード「人誅篇」をベースに、シリーズ最恐の敵・縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスを描く「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに<十字傷の謎>に迫る「The Beginning」の2部作を描く。当初はそれぞれ7月3日と8月7日の公開が予定されていた。
公開延期の発表に際し、主演の佐藤は「映画の公開を楽しみに待っていて下さった皆様に申し訳ない気持ちです。皆様が安心して映画館に足を運べる日が一日でも早く返ってくることを願うと共に、そのためにも今後も一歩一歩着実に歩みを進めていくことが大事だと感じています。そして来年の公開日をお互いに健康で迎え、必ずまたお会いしましょう。皆様の日々の幸せを祈っています」とメッセージを寄せた。
大友啓史監督は「緊急事態宣言以降スタジオが閉鎖され、すべての作業がストップしてしまい、それ以降も仕上げ作業や公開に至る様々な準備を行うことができませんでした。『エンタメ復活の狼煙を“るろうに剣心”で』という志でいただけにとても残念です。公開を心待ちにしてくださっていた皆さんには、申し訳ない思いでいっぱいです」と語る。
つづけて「新しい公開日に向けて、少しでもクオリティを高める努力をし、多くの方々に楽しんでいただけるような作品を創り上げ、満員の熱気溢れる劇場で観ていただくことが、私を含めスタッフ・キャスト一同の作品に懸けるゆるぎない思いです」と明かし、「アフターコロナの時代に、よりパワーアップした感動と勇気と希望をお届けできるよう、魂を込めて残りの仕上げ作業に取り組みたいと思いますので、『るろうに剣心 最終章』をぜひ楽しみに待っていてください」とコメントした。
現在販売中の前売り券(ムビチケカード)は、5月29日から販売を中止。販売再開の時期は公式サイトにて改めて告知される。なお、購入済みの前売り券(ムビチケカード)は延期後の上映時に利用可能だ。
映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、2021年GW2部作連続公開。