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ジャームッシュ・ファミリーの永瀬正敏、『デッド・ドント・ダイ』に大興奮「最高過ぎる!!」

映画

 公開延期となっていたジム・ジャームッシュ監督最新作『デッド・ドント・ダイ』が、6月5日より全国公開されることが決定。公開を祝し、ジャームッシュ・ファミリーである俳優の永瀬正敏から、本作への熱い感想&応援コメントが到着した。

【写真】ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントンら『デッド・ドント・ダイ』に出演するジャームッシュ・ファミリーたち!

 永瀬は1989年公開のジャームッシュ監督作『ミステリー・トレイン』でメンフィスを訪れる日本人カップルを演じ、前作『パターソン』では27年ぶりにジャームッシュ作品に出演、監督の当て書きによる重要な役柄を演じている。

 そんな永瀬が、ジャームッシュ作品史上最強ともいえるファミリーが集結した『デッド・ドント・ダイ』をいち早く鑑賞し大興奮。まず、ジャームッシュ監督がゾンビ・コメディーを撮ったことについて、「ジムに話を聞いたのは『パターソン』の撮影前だったか? 撮影後だったか?…忘れちゃいましたけど、予想外で驚いたのは確かです。でも同時に期待感を抑えられない自分がいました。とても興奮しましたね。ただのゾンビ映画、ゾンビ・コメディ映画で終わるわけがないので」と明かす。

 『パターソン』で共演したアダム・ドライバーについては「アダムさんは普段もとてもいい方です。彼はシリアスからコメディまで役の振り幅がとても広い役者さん。それでいて彼のオリジナリティが毎回感じられる。今回も本当に素晴らしかったです」と絶賛。

 さらに、イギー・ポップ、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツ、サラ・ドライバー、ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントンなどジャームッシュ監督作の常連俳優が多数集結したことに、「主要キャストを聞いた時は大興奮でした! 知り合いも多数出演されますし、大好きな方ばかりなので。その興奮は作品を拝見した後にさらに大きくなりました。皆さん、ジムとの信頼関係はバッチリですし、何より役を楽しんで演じていたのがこちらに伝わってきました」と語った。

 前作で自身が「現場から帰りたくなかった」と吐露するほど居心地の良いジャームッシュ組の雰囲気について、永瀬は「ジムさんの現場はいつもそういう雰囲気をキチンと作ってもらえます。今回もキャストの皆さんから『ジャームッシュ愛』をジムさんからは『キャストandスタッフ皆さんへの愛』を感じました」と話し、懐かしのファミリーとのスクリーンでの再会を喜んだ。

 永瀬からは本作の公開を記念して「深い! 恐ろしい! 楽しい! 全てにおいて、最高過ぎる!! また何とも形容出来ない新しいジャンルの作品をジム・ジャームッシュ監督は創り上げてしまった!」との応援コメントも寄せられた。

 映画『デッド・ドント・ダイ』は6月5日より全国公開。

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